マンションの坪単価別な理事会の傾向 【独断と偏見編】 | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 予算案編は、テキストファイルにテーマを書きだしてみたら、案外長くなりそうなので、整理がついてからで、今日は私の「独断と偏見」のお話で一回。独断と偏見編ですからね、怒らないでくださいよ。
 
 前にマンションの坪単価というかお値段と、典型的な居住者層の相関の話は書いたことがあるけど、「新築で売られたとき」(私の意見では”今の.."ではない)の坪単価と組合理事会の”ノリ”との間には下の図のような相関があるんではないかと。

 
 
 なぜかRJC48の怖げな理事長で、管理会社にまであの人怒らせると大変とか名前が知れ渡ってるような人(中には東京の理事長ではないのに、東京で某管理会社の人と会うといやぁ〇〇には怖い理事長さんがいるみたいですね・・・とか全国区な人も)は、不思議と坪250-300万くらいのマンションに出現確率が高い気がしています。
 
#あんまり恐怖の大王として全国区でその存在が知れ渡るのは私はやだなぁ
 
 マンションヲタク出現度でいうと、坪~300万クラスのマンションだと監事にはもう【士】終わりな仕事な人が入ってくるイメージ。弁護士だの、会計士・税理士だのが、監事やってて、理事会や総会のたびに厳しい是正意見とか出されたら、ちょっとそこにいる管理会社のフロントさんもおしっこちびりそうになるかもしれない。
 

#実は、RJC48の理事長さんで一番多い仕事は弁護士さん。新しく掲示板に入ってきた人が、それ違ってません?とか規約論議で、そんな方の書き込みにちょっかいだしてたりすると、前から入っている古手の会員さんは、知ってますからライトセーバーに向かってわざわざ飛び込んでいかなくても・・・とか、まぁ生暖かい目で見守っているわけです。
 
 これがピークに達するのがあぁ坪300万くらいのとこではないか。うちはそんな怖そうな職業な人はマンション内にいなくはないけど少ないから、たまたま2-3人の異常なうるさ型(まぁ私とか..)が理事会に参加してこなあかったら、管理会社が規約解釈とか間違えてても気がつかないかもしれないから、価格帯がその下だと、マンション管理ヲタク度は結構急激に落ちてくる。
 
 逆にもっと値段があがると、確かに仕事は”士族”な方とか、”会社役員”みたいな方ばかりになってきますが、いかんせん忙しくなりすぎて理事会なんぞじっくりとはやってる暇はなくなる。坪400-500オーバーとかなると、管理組合の悩みは、会社の役員迎車の車が運転手が待ってて停まってて排ガスくさいとかになるので(これは実際にRJC48での相談事例であり)、そんな人はまぁ全戸億ションに住める収入を維持するために無限に忙しいから、管理費なんぞ平米500円払っても構わんから私の手だけは煩わせないでくれよで、これは管理会社から見ると、マンションの坪単価が400-500万クラスになると、まぁひどく怒らせない限りはあまり怖くなくなる。
 
 現に、【パークマンション】とか平米月100円未満とか、普通のファミリーマンションのうち(~250円/㎡/月に4期に値上げ)の半値以下のありえねーだろ!!って修繕積立金なとこがたくさんあるけど、いざ工事で必要となると、一時金?百万円??そんな少しでいいの???とか、金払いは悪くないらしい。実際にまぁざっくり坪400万円くらいな管理組合の理事長さんが、修繕費適正化を主張しても、「めんどくさいから実際の工事のときにどかっと一時金で頼むわね!」・・・とか言われてその意識の差に目が点になったとかの愚痴を聞いたこともある。
 
 即ち、いかにもRJC48的なバリバリ区分所有法談義なんか楽しめる(?)けど、まだ管理費がどこに消えてくかなんての使い道が逐一気になってしまう程には大金持ちともいえないような層というのは、坪250-300くらいなマンションに集中しがちなわけで、RJC48に異常?ともいえるほど湾岸タワーの加入率が高いのはこの私の仮説に合っている。
 
 一方で、もっと坪単価が下がってくると、必然的に郊外立地になってくる。坪100-150とかなったら、もう駅バス便だったりして、そのマンション内でなにかまとまりは必須でしょう。メガマンションならコミュニティ形成が人集めのドライビングフォースになって、まぁ自治会なんだか理事会なんだかわからんよーな組合も散見されるようにもなってくる。
 
 管理組合的団体でいうと、法治主義的傾向が強いRJC48と、コミュニティ命?な例えばマンションコミュニティ研究会って、先方の勉強会とかいってみると少しノリの違いは感じるし、実際加盟してるマンションにも地区的にもかなりずれがあって、うちには例えば旧公団分譲の多棟型とかは、結構数があるはずなんだけどほとんど加盟がない。
 
 コミュニティ命みたいな組合から見ると、祭り?んなもんないよとかことも無げにいう湾岸タワーとか無機質に感じるんだろうけど、実のところ、いくらでも楽しめるとこがある人たちでわざわざマンション内で祭りが必須なんて思ってないとこはあるから噛み合わないとこは出てくる。
 
 実は、私も祭り?お遊びでしょう??自治会でやっといてよね!!ってなのが本音だったりする。自分でなければできないことは動くけど、例えばわざわざ早朝からお米を炊いてなんて餅つきの準備ってのは、多分私は否定はしないけど自分では一生やらないと思う。

 かように祭りが大好きってのと、管理オタクがぽこぽこでてくるってのは案外両立しない気がしている。 
 さてうちはというと、実はちょうどこの真ん中あたり。”祭りがぁ!”でもなかなかうまくいかないし、マンション管理ヲタクのみで理事会のコア役員を埋め倒すのもちと厳しいんだよなぁ… このあたり、なかなか理事会を盛り立てていくべきドライビングフォースの見つけ方が難しいかもしれませんね。
 
 かくして、うちの広報さんが作ったうちのホームページにものっかっている絵ですけど・・・・ 理事が皆楽しく餅つきをとか、餅まるめしている同じ時間に私は議案書の締切りがぁとかで作文をせっせと。これは、各々が向いたことをやればいいと思うから、私にお祭りを手伝えみたいなことを言わなければこれはこれで構わないと思ってますけどね。苦笑したのも事実です。

 

 こんな話を顧問の管理士さんとその昔したら、割と近い意見だったかな。とにかく管理会社から見ると、坪単価300あたりが1番鬱陶しい理事会が出現しやすい傾向はあるようではありました、
で、坪200万あたりは、理事会の盛り上げ方が難しいと。
もっと下だと”祭りやりましょう!飲み会やりましょう!!”でいけるし、
もっと上だと”理事はノブレスオブリージュで、皆様のために無償で頑張るんです!!”結構通じちゃうみたいです。
 
 皆さんのマンションの理事会の”ノリ”はいかがでしょうか?
おしまい。 落ちもなんもないですねぇ・・・

 
 先週、コミュニティ研究会の廣田さんとお会いしました。無論志高いブログを書かれている人で私が管理系ブログで欠かさず読むのは理事長の書いてるもの意外では、トホホさんと廣田さんくらいです。
 ただ例えば、私は一括受電で1戸残ったら多分撤退時にはその人の名前を貼りだしにすると思うし、7000万のマンションを夫婦DINKSとかで買う人が、一生そのマンションに住んでいるつもりで買ってたりはないだろうなぁと思うから、微妙にここ数回のブログには私とのノリの差を感じるのも事実ではあります。 どっちが正しいとも言わないけど微妙にノリは違うんじゃないかな。

私は別に”皆様のために”理事会をやっているわけではない。
自分のためにやるので一向に構わないと思ってますしね。
”自分のためだけ”にやるのはどうかな?とは思うけど。
 
!! 重要 !!
本ブログの内容は、著者の個人的見解であり、著者の所属するマンション管理組合、勤務先、RJC48も含めその他所属する一切の団体の意見、方針を示すものではありません

 
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