理事長がくじ引きでなく決まった | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 
 役員は総会で承認を受けた”理事”の互選が基本ですが、これをでは次回理事会
でやりましょうとなると、理事会が一回理事長を決めるだけでつぶれてしまいます。
 うちのマンションはもともと、4月に2回理事会をやる一方で、通常総会に集中
するために5月には理事会がないので、これだと回らない。
 
 地震でいろいろ壊れたとことの修理も現在進行形ですから、総会で最後の役員
選任の議案が可決したら、もう誰が何が担当が決まっていないと、各種専門委員会に
継続的に入っている人も困ってしまいます。
 
 で、最終理事会に引き続いて、”互選の会”を毎年実施しているのですが、
多くのマンション同様御多分にもれず、
ながーーーーーい沈黙の時が流れます。
立候補して理事長やりますといってなった私としてはじゃんけんで負けて決まるのは
いやだったから、あみだくじを管理人さんに用意しておいてもらいました。
 
 自治会のほうで10-20年の経験のあるマンションからはよく話を聞くのですが、
理事だの自治会役員だのに立候補しろといって投函しまくってもでてくるものではない
と。できそうな人をじーっと探しておいて、えいやっと立候補を面談で申し込むしかない
んですが、3-4年やっているとだんだんとコツがわかってきます。
今回も立候補理事の2人はこれで口説き落とした人ですし。

(今回は、区分所有者ではなくて、同居の人でもOKを繰り返し広報したら、
輪番で奥さん側を指定した家も多くて、女性理事がいきなり5人。今まで3年で
3人でしたから激増したのもなかなかよかった; 女性でないとわからないことは
あるから)
 
 うちのマンションには住民の9割がたの顔と名前が一致するというスーパー
管理人さんがいます。メガマンションの理事長は、やはり頻繁に管理事務室に顔だし
できる人がいいですから、まぁちょっと前までバリバリ仕事をしていたリタイヤしたて
の人が本当はいい。 私は交渉事は甘いといわれるから、ちょっと交渉にでてくると
怖いかなとかなめられない人が望ましいですね。
 
 -- 予め管理人さんに聞くと、某名前の知れたメーカーで外国暮らしが数十年で
今はリタイヤして、毎日1時間とかマンションの廻りを散歩している人がいるから
いけるかも。。。と。 毎年理事やったらといってきたらやる気はあるけどもうちょっと
休んだだらとかいっていたのがようやく輪番で回ってきたわけ。
 
 これはチャンスでしょう。事前の希望票でも、大変であると予め説明してある
副理事長の3つを希望の上位に選んできています。これは理事長を受けてくれるかも
ってことで、互選の場に臨みます。 もとの理事会からは3人の副理事長と理事長
あと自治会長も参加しました。
 
 昨年は、副理事長3人のほうが、普段は理事長より大変な程度に仕事を負担
しているわけなので、その3人だけ理事候補の中から立候補で選んで残った人が、
ではってんでくじ引きを引く方法で理事長を決めました。
.... そこで思わず勢いで営繕関連の副理事長受けてしまったので、地震で
あちこち壊れているうちのマンション、苦闘することになったわけです。
 
 役職は”上から順番に”決めていくしかないけど、集まった20人ちょっとは
皆しり込みしている感じです。そこで、理事長が”理事長は大変ですけど...."
 的な説明をしていると、くだんの人、
 
 『理事長が大変というのは変ではないか? あなたのやり方が悪かったのでは??
  500戸以上から選ばれてここに皆きているわけだから、きっちりマンションの
  ことをやらないといけない。
  誰かに仕事を押し付けているから大変になっているんでしょう。
  仕組みとしてできているのなら、私は全部副理事長に投げるし、
  副理事長はどんどん同じセクションの人に仕事を投げて、皆ちゃんとやると
  いうなら受けましょう』

 ということで、みなさん拍手で受けてました。
 (ちゃんと持ち分をやらないと怒られそうな怖さがあるとこが私と違ったかな)
 
 ある意味、その前の期の理事長さんに喧嘩を売っているようにも聞こえるけど
言っていることは、もっとも。話していたのは数分だったと思うけど、
3年34回の理事会をこなしてきた私が数10時間かけてこれだけ説得力の
あるセリフをいったことはまぁないななという説得力はあった。
 
 私はやればやるほど、あいつに押し付けろと思われるタイプでこういう
『そもそも論』の演説はできないな。 
実は超大物か、実は完全なはったりであるかのどちらかでしょう。
(まぁ年の功ってのはあるかな)
 
 くじ引きで決まるよりは楽しそうだから、
『いや全く私も同感です。 なんでも言いつけてくれればやりますよ』とか
いって理事長を押し付けてしまいました。
... 去年くらいまでだったら、上のセリフは引き出せないで副理事長くらいに
割り当てていたかもしれないけど、まぁこっちも経験値が上がって、事前に
作戦はたててあったから。
(顧問のマンション管理士さんにはこの人を”落とす”からで予告済みではあった)
 
 某大企業勤めでヨーロッパ暮らし数十年と聞いていたので、契約とかに
甘い考えはもっていないだろうという期待もあった。ここがきっちりして
いない人には理事長は向かないと思う。
 
 これで、選びやすくなって、キーになる副理事長も3人中2人は立候補で
決まったのはラッキーでした。 ただし今私がやっている営繕担当の副理事長は
最後まで押し付けあいになりましたが....
(まぁ見るからに大変そうに見えるわなぁ。あっちこっち今工事中だし)
 
 新理事長さん、
『今は猫をかぶっているけど、だんだんに本性だしていきますよ』
とかで、楽しみなような怖いような。2-3年やってくれないかなぁ。


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