マンションの管理組合理事長には人的魅力がほしいなあという話。
前回の続き
http://ameblo.jp/haruboo0/entry-11202938371.html
長嶋も野村も監督としての実績はともに日本一経験ありで両方”一流”
の監督でしょうが、監督としての通算勝率は長嶋のほうがずっと上です。
何十億とか金かけても、勝てないものは勝てないってのは、
巨人が最近実証していますから、長嶋も誰が監督やっても勝てるチーム
を率いていたわけではない。やはり実績は認めるしかないですよね。
2人は性格がかなり違っているが、人を引き付ける魅力では、長嶋の
ほうが上であるのは確か。
プロ野球は最終的には勝たないとそのチームの
人の総収入がアップしない『ゲゼルシャフト』的組織なので、案外野村が
トップでもいけるんですが、管理組合とか自治会って、ちょっとくらい
収支を改善しても自分に直接そのまま跳ね返ってくるわけではない点で
どうしても『ゲマインシャフト』的な要素からは脱却できないから、
結局のところ、理事間の親睦は飲みニケーションでしか維持できない部分が
ある。野村監督型の理事長が、正しい管理方法とはなにかとか長々と
語る飲み会にでたくはないわなぁ...
# 私が自治会の役員も兼ねているのは我ながららしくないとは思ってる。
野村っぽい理事長:
(1)理屈っぽくて、マンション管理士資格なんかもっていたりする。
(2)理事会でも語りが長くて、何時間もミーティングもとい理事会を
延々とやるので、普通の理事はついていけない
(3)議案書を書くととにかく説明が長い
(4)勉強熱心で、まずはいろいろと他のマンションの事例などを集め
始めたりしていて、こと管理の知識には変に詳しい
(5)結構ワンマンで、書記の書いてきた議事録とかの文言とかにも
細かく注文をつけるので、苦労していてもほかの理事からは
あいつに任せておけばいいんでしょってなもんで割と孤独。
(6)打ち合わせで延々と話していて、皆飽き飽きしているのに
その空気は読めてない...
長嶋タイプの理事長:
(1)お任せしたからで、理事会では今回の議題はって1ページの書き殴り
の紙を用意する程度で、細かい資料は全部部下任せ。
そもそも表紙の”まとめ”程度しか見てない
(2)でもなにげに人間的な魅力があるので、彼が困っている顔はみなみたく
ないなとか思うので、思わず徹夜でアンケートの集計とか手伝って
しまったりする。
(3)理事会は本人がこれどうしよっか?とか言うと、ブレーンがこれで
いきましょうと提案してあっさり決まる。
(やっぱ理事長が解決素案示すと独裁化に進みやすい)
(4)議案書はフィーリング重視。住民視点に近いんで、割と同意しやすい。
(5)議事録とか詳細は任せた!っといって放置
(6)宴会とかやるのが大好き。
マンション管理士試験に思わず合格したりするのは前者ですが、
実はあんまり理事長には向いてないような気もする。
私がどちらなのかは、わざわざ言うまでもありますまい。
# ちなみに野球人として好きなのは実は長嶋のほうです;
負けたときによくベンチでバットの入った箱を蹴飛ばしていたけど、選手の
悪口をいってあいつがバカだから負けたとは言ったことはない筈。
.... なので、顧問契約を結ぶマンション管理士は、面談・プレゼンで数字の
羅列を説明しまくった人ではなく、一度も数字については語らず、
”理事会大変でしょう、お助けしますよ”とかにこにこ笑いながら語った人
に決めた。自分と同じならサポートにはいらないから。
呟きとか見ていると『人生の目的が見えてきたぞー』とか
何気に神がかったことを書いていたるするメンタリティーは私とは対極にあって、
結構細かい話をさせると実は詳しいんだけど、それを他人には強要しないには、
きっと自分のコンサルや理事長としての失敗経験が生きているのであろう。
(”これやりましょう!”とか言われるとできるような気がして、実は
前の期に検討したけど、面倒そうだしヤメとか思っていたことを再度
とりあげたりしている)
要は、その人が苦労しているとか、大変そうだなとかなっていたときに
(理事長に苦労がないとか、大変でないとかはこれはあり得ない)
まぁ、彼しかできないし、手をだしたらダメだしされそうだから放置かなと
思われるか、一緒になんとかしないとダメだなぁと思うかの差なんですが、
結構これ、生まれ持っての性格とか資質の問題で、
後天的な変更は無理だよなぁ。
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