ちまちまと3回書いて、アクセス数を稼ごうという意図が明白だな。
”マンション管理組合系”の方はここでさようならです。
問1はまぁヲタク中級でしょう。
問1: このマンションの施工は?
答えは、”鹿島建設”
マンション名・売主だとでてこない人もいるでしょうが、『ヲタク』なら鹿島が建てたとは分かるはず。
(タワーマンションでも、ここの『スーパーRCフレーム構法』で作られたマンションはやっぱり梁・柱の出っ張りが少ないというか。
芝パークタワーみたいに、てっぺんにでっかいスーパービームの”ふた”がでているのですぐわかりますね)
壁式免震は似たことをやっている会社はありますが、完全に室内空間に柱・梁の出っ張りが全くないってのは、今のとこ鹿島しかやってないですからね。
ここ袖壁すらなくて、2.5mの床から天井まで届く6連装のサッシ。サッシも割高な隠し框(かまち)のタイプにしてあるから、床からすっとガラスになっていて美しい。(けど、換気口をつける場所がないとかで、
床のほうを見るとスリット状に。。。)
高さも2500有るから召し合わせ框や方立は、ここ専用に形材を起こしているはずで、デザインに無駄に手間暇かけてます。
写真は確かAタイプと呼ばれる、南側の共用外廊下になっているほうで、バルコニーにでると、そこもなかなかありがちではないんだけど今回は省略。
マンションは、加賀レジデンス。
http://www.kajima.co.jp/news/press/200709/27a1-j.htm
加賀レジデンス
シンプルな室内空間を生かして、エントランスとか、モデルルームのインテリアも当然に”シンプルモダン”路線。ここのモデルルームのイメージビデオには”人が一人もでてこない”のも知る人ぞ知る。
(たいてい、DINKS/夫婦こども1/一人住まいとか住むことを想定されている家族構成で出演しているのが普通でしょう)
このマンション短評すれば
『価格と立地以外は全てすばらしい...』
(駅からは遠いけど、周辺環境は悪くはないけどね)
構造設計が、壁の向きを垂直にして、お互いの棟がもう一つの棟の地震に弱い向きへのつっかい棒になるという設計で、三角形の使いにくい土地と上手にメリットに変えているのは設計はかくあるべしという感じで理系心をくすぐります。真ん中の応力が集中する部分に使っているコアウォールの厚みと強度は尋常ではなかった。
このマンションの立っているあたりはせいぜい10m掘ると支持層がでるんで、地盤がよくないと無理でしょうからうちのあたりでは無理だろうなぁ。
都内のマンションヲタクだったら、ここか、桜プレイス
http://www.nomu.com/mansion_n/n/sakura-place/menshin/page_02.html
桜プレイス
のどっちかは見に行ったことがあるんではないだろうかとは。
。。。桜プレイスのほうが、ちょっと都心に近くて元の地価が高い分設計的には無理があるのか、スパンが狭めになっていて、加賀レジデンスほどの徹底ぶりは感じなかったな。あれ?ってほど安いのは(っても7000万とかするけど)定期借地のせい。桜ほげほげのほうはまだ売ってます。
ってことで問1の回答はおしまい。
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