今回は「六十二杯目」(8巻第5話)の後半部分のエピソード紹介及び実食について投稿します。

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(それぞれの「塩生姜」)


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エピソード紹介

「吉法師」(参照:前編にて、変装して小泉さんを見守っていた悪辣な小泉さんストーカーの大澤悠。

留まる所を知らぬストーカー欲に駆られた大澤悠は小泉さんの次なる行き先について考える。

(ストーカー本領発揮!)

大澤悠の予測では、小泉さんの次なる行き先は二つに絞り込まれていた。小泉さん玄人のプライドを賭けて行き先を判断、そして小泉さんの元に駆け行くストーカー大澤悠。

しかしながら、辿り着いたお店の中に小泉さんの姿は無かった。

(甘い読み)

嘆息する大澤悠。

けれども、大澤悠は店内に漂う生姜の甘い香りに癒されたかのようにその顔を赤らめる。

そして、大澤悠は「塩生姜らー麺」を注文する。

同じ頃、小泉さんも別のお店で塩生姜のラーメンを前にしていた。

(それぞれの「塩生姜」)

それぞれの「塩生姜」を堪能する小泉さんと大澤悠。2人が思う事、それは一つ。

「塩生姜良い!」 

(思うこと)


[実食]

世にも悪辣な小泉さんストーカー大澤悠の、げに恐ろしきストーカーの手口が切々と描かれる、ある意味でホラーな回です。

それはさておき、今回のエピソードの後半では二軒のお店が登場しました。それぞれについて実食しましたので紹介させて頂きます。


[お店その1:「らぁめん 生姜は文化。」]

今回のエピソードの後半で登場した二軒のお店のうちで小泉さんが訪れたほう、それは「らぁめん 生姜は文化。」というお店です。

らぁめん 生姜は文化・食べログ

場所は巣鴨駅の近くにあります。大澤悠が訪れた「MANNISH」の近い神田駅からだと電車で20分ほどの距離でしょうか。

ということで、「らぁめん 生姜は文化。」にやって来ました。巣鴨駅から歩くこと約5分、夕闇の中に煌々と輝く看板を発見です!

これだけ目立てば迷う事もなくて助かりますね。

(「らぁめん 生姜は文化。」の看板)

ってことで入店です。

(「らぁめん 生姜は文化。」入口)

入り口入って右側の食券機で食券を購入します。

(食券機)

今回はやっぱ塩生姜だよね、ってことで「味玉らぁめん(塩)」の食券を購入です。食券を買ったらカウンターの席につき、お店の方に食券を渡します。ウズウズしながら麺を待ってる間、カウンターの上などを見遣ります。カウンターの上には生姜酢やヘアゴムが置いてあって親切さを感じます。また、スタンプカード制度もあるみたいです。そんなこんな待ってると、いよいよ着丼です!

(「らぁめん 生姜は文化。」味玉らぁめん(塩))

秘められた滋味が見てるだけで伝わってきそうな一杯です。生姜の浮いた透明感のある塩スープ、生姜が練り込んであるのかな?と思われる平打ちの麺、炙り目も鮮やかな肉厚の鶏チャーシュー、そして可愛らしい手毬麩に半熟具合がセクシーな味玉!旨そうっ!ってことで早速頂きます。

まずはスープから。見た目はあっさりとした塩スープなんですが、しっかりとした鶏出汁ベースです、そんな塩スープに優しい生姜の風味がいい感じに調和してます。美味しいです。次は麺を頂きます。平打ちの麺にスープがよく絡みます。スルスルいけちゃいます。鶏チャーシューも頂きます。肉の味がしっかりしてて、そして味付けもコッテリしてて美味しい!麺+スープとよく調和します。味玉も見た目通りのセクシーなけしからん輩です。半熟の黄身を頬張り、口の中にスープをたっぷりと纏った麺を合流させたらもうってくらいの美味しさです。細切りのメンマは食感も楽しく、手毬麩はモニョモニョした噛み心地もまた楽しく、って感じです。食べ進むにつれ、丼の底側のスープとかき混ぜる感じになるんですが、そこに生姜成分が溜め込まれてるらしく、食べ進む程に生姜の存在感がマシマシになってくる感じです。味に飽きることがないようにって工夫なのかもしれないですね。恐るべし!

ってことで夢中になって食べ終えてしまいました。スープもホントに滋味豊かな感じがします。美味しいのでほとんど飲んじゃいました。

てな訳で、巣鴨の「らぁめん 生姜は文化。」にお邪魔してきました。滋味豊かなスープに麺も具材もすごく良くマッチしてて、生姜のうまさを存分に堪能できる一杯でした。

また来たいなって思います。ご馳走様でした。



[お店その2:「塩生姜らー麺専門店 MANNISH」]

今回のエピソードの後半で登場したお店のうち、大澤悠が彼女の予測を基に小泉さんを追いかけて入った「鶏の塩生姜」なラーメンを供するお店、それは都内は神田にある「塩生姜らー麺専門店 MANNISH」というお店のようです。

塩生姜らー麺専門店 MANNISH

ということで、「塩生姜らー麺専門店 MANNISH」に行ってきました。

JR神田駅から歩くこと約10分、目指すお店に到着です。

(「塩生姜らー麺専門店 MANNISH」)

お店の外見ですが、大きなガラス窓が嵌められています。窓から見える内装もお洒落な設えであり、恰もカフェのような雰囲気です。窓にはこんな感じのポスターが貼ってあります。ニヤリとしてしまいます。

(ポスター)

ということでお店の中に入り、券売機で食券を買います。買ったのは勿論!「塩生姜らーめん」&味玉です。席はカウンターのみです。お店の方にご案内頂き席に着いて食券を渡します。椅子は高いスツール的な感じであり、席は開放的な厨房に面しているのでお店の方がテキパキとラーメンを作っておられるのがよく見えます。しばし待ち、そして着丼!

(「塩生姜らー麺専門店 MANNISH」塩生姜らーめん

何ともお洒落な感じの一杯です。白い器に透明のスープ、やや茶色かかった麺、そして薄赤の大きな鶏肉、そしてカイワレダイコンの紫&緑がいい感じに調和しています。ということで頂きます。

まずはスープから。スープ、熱々です。訪れたのは3月初旬、まだ寒さが残る時期であり、かじかみ気味でお店に駆け込んだのですが、冷え冷えな身体に染み入るような熱々感です。そして生姜の風味がまたいい!爽やかな生姜の香りがフワッと喉から鼻へと突き抜けていくような感じです。味わいも鶏の旨味をしっかりと湛えていていい感じです。次は麺を頂きます。中細の麺は歯応えも良く、鶏の旨味をしっかりと含んだ生姜の香りもふくよかなスープをタップリと持ち上げてくれます。鶏肉も頂きます。肉厚でジューシー、食べ応えのある鶏肉です。卵はいい感じで半熟です。半熟卵を含んだ口に熱々スープを纏った麺をまた含むと絶妙なマリアージュって感じです。箸休めに頂くカイワレダイコンも清涼さを加えてくれていいアクセントになります。そして、この「塩生姜らーめん」なんですが、丼の底に行けば行くほど生姜濃度が高いという仕掛けになっています。なので、生姜の風味に口が慣れてきたとしても、食べ進めば更に生姜の風味は強くなるので、常に新鮮な感じで生姜の風味を堪能することができます。何ともよく考えられています。

ということで、美味しく完食です。鶏の滋養豊かなスープも殆ど飲み干してしまいました。



そして、この味わいが忘れられず、しばらく後にまた来てしましました。

この時は「鶏肉&生姜乗っけご飯」も一緒に頂いてしまいましたが、相変わらずの美味しさでした。

(「鶏肉&生姜乗っけご飯」も一緒に)

ということで、「塩生姜らー麺専門店 MANNISH」にて「塩生姜らーめん」を頂きました。生姜の風味が絶妙な、美味しい一杯でした。また来たいなって思っています。

ご馳走様でした。




[令和2年10月3日追記]

塩生姜らー麺専門店 MANNISH」は、作者の鳴見なる先生もお気に入りのようであり、時折行かれておららるようです。

少し前の話になってしまいますが、令和2年3月6日は「塩生姜らー麺専門店 MANNISH」はめでたく4周年を迎えたとのことで、スペシャルな限定ラーメンを企画していました。と言うことでお邪魔してきました。

お店の入り口にはお祝いの花が!

(お祝いの花)

店内の券売機周りはこんな感じでした。

(券売機周り)

イラストも素敵な貼り紙に記載のある「4周年限定 B・C・B」なるものが件の限定メニューらしいです。そして、「塩生姜TKG」なるものも気になります。

ということで、「4周年限定 B・C・B」と「塩生姜TKG」を頂くこととします!食券を買い、お店の方のご案内に従って席に着き、食券を渡します。

しばし待ち、そして着丼!

「4周年限定 B・C・B」と「塩生姜TKG」)
何ともビックリなビジュアルです。ラーメンの上にベーコン、そしてパン的な何かが乗っています。
(「4周年限定B・C・B」)

よく見るとチーズも乗せられています。「B・C・B」って「ベーコンチーズバーガー」的な意味のようですね。ということで頂きます。塩生姜のスープにコッテリしたチーズ、そして脂の味も素敵なベーコンがいい感じでマッチする素敵な一杯でした。「塩生姜TKG」も、生姜の風味が楽しい新鮮な味わいでした。


そして、お店の壁にはこんなのが!

(鳴見なる先生のサイン)

4周年記念という事で鳴見なる先生がお贈りになられたとのことです。生姜ヘッドの小泉さんが何ともキュートで素敵です。


ということで、塩生姜らー麺専門店 MANNISH」の4周年記念限定メニューを頂いてきました。華やぎと楽しさ、そして新鮮な美味しさに満ちた素敵な奴でした。

鳴見なる先生のサインもまだ飾られていると思いますので、気になる方は是非行かれて下さい。