今回は「三十一杯目」(4巻第4話)ののエピソード紹介及び実食について投稿します。



(謎の「テキーララーメン」)


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ラーメン大好き小泉さん


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エピソード紹介

小泉さんの悪辣なストーカーである大澤悠の従姉妹のお姉さんである大澤絢音は夕食を一緒に食べようと、大澤悠、そして大澤悠の兄である大澤修を誘うものの、2人ともタイミングが悪く断られてしまった

困惑の大澤絢音)

大阪から都内に来て間もなく、気軽にご飯に誘える相手もおらず困り果てた大澤絢音だったが、「!」と誰かを思い出して連絡する。そしてやって来たのは何と小泉さんだった。

小泉さん出現!)

たまたま近くでラーメンを食べていたと言う小泉さん。そんな小泉さんに大澤絢音は奢るからラーメン屋さんに案内してくれとお願いをする。不承不承ながら承知する小泉さん。承知した小泉さんに大澤絢音は「出来ればラーメンのついでにお酒も飲めるお店でお願いします!!」と追加のお願いをする。

追加のお願い)

そして小泉さんが案内してくれたお店で出されたのは「テキーララーメン」なる代物だった。

テキーララーメン)

「酒の入っているラーメンが食べたいって意味ちゃうよ!?」と困惑する大澤絢音。困惑しつつも髪をまとめ食べようとする大澤絢音だったが、小泉さんに同じものを食べないのかと尋ねる。しかし、「テキーララーメン」はお酒入りなので未成年なので食べられないとのこと。先に「テキーララーメン」を食べ始める大澤絢音。スープは一件普通の塩スープのようだけれども、風味、そして後味にしっかりとテキーラを感じ、驚く大澤絢音であった。美味しく食べる大澤絢音。でもじっと見つめる小泉さんの視線が気になって気になって仕方がない。「あかん!罪悪感で集中できへん」と立ち上がって絶叫する大澤絢音だったが、ようやく小泉さんの前にも頼んだ醬油ラーメンが着丼する。

罪悪感)

ようやく着丼したラーメンを啜り、幸せそうな表情を見せる小泉さんなのであった。

待ち焦がれた至福のひと時)


[実食]

大澤絢音のいい感じの強引さが光る回です。しっかし、何でまた大澤絢音は彼氏さん出来ないんでしょうか?美人で性格面白くてしかもオッパイも大きいのに。こんなおねーさんが職場にいたら絶対アプローチしますよきっと。物凄い謎です。

それはさておきテキーララーメンって(^^;)ラーメンにお酒が合わさってしまったら一体どんな味わいになってしまうのでしょう?めっちゃ気になります!

ってことでお店を訪問です。

今回のエピソードで登場したお店は、都内は赤塚にある「麺や河野」ってとこです。

麺や河野(食べログ)

元々は練馬区中村橋にあり、本エピソードの舞台となったのも練馬区中村橋のお店みたいですね。随分新しくなったみたいだけど、一体どんな感じなのでしょう?


昼間っからお酒入りラーメン食べるのも何だかなな、ってことで夕方に行くことにします。新宿三丁目から副都心線に乗り、地下鉄赤坂駅に到着したのは夕方の6時過ぎ。夕方の営業は6時からなんで丁度いい塩梅です。駅からしばし歩いて到着!

や河野)

何だかメッチャお洒落な雰囲気です。内装的にはカフェっぽいですね。カフェっぽいお店で頂くテキーララーメン!否が応にも期待は高まります。早速入店です。夕方の開店から間もないのにほぼ満席です。人気のお店なんですね。入り口脇の食券機で「R20 テキーララーメン」を購入です。食券機近くの給水機でコップにお水を汲んで、お店の方に指示された席に座ります。椅子もお洒落でホント、カフェみたいです。お店の方に食券を渡すと、「お酒ガッツリ入ってますけど大丈夫ですか?」的なことを確認されます。お酒はそんなに強くもないんですが、極端に弱いって訳でもないので大丈夫っす!と答えます。お店はご夫婦でされてるみたいで息の合った作業で丁寧にラーメンを作って下さります。そして遂に着丼!

R20 テキーララーメン)

何ともお洒落な趣きです。半透明のスープ、緑も鮮やかなパクチー、ドッシリとしたチャーシューにたっぷりと振りかけられたヤバい赤色の香辛料、そしてカクテル的に丼の縁に添えられたライム!二郎系とか背脂チャッチャ系とは対極って感じのお洒落なビジュアルです。

参考:二郎のラーメン(子豚))

ライムを丼全体に絞り、早速頂きます。まずはスープから。蓮華にすくってズズッと頂くとやっぱ、まさにテキーラです。 

テキーラのイメージ)

口当たりはテキーラがさり気なく、でもしっかりと存在感を主張します。ライムの香りもいいアクセントになっています。そして、飲み込んだあとにフワッと喉を突き抜ける感じです。アルコール度数の高いお酒なんでしょうね。まさにテキーララーメン!次は麺を頂きます。平打ちで均一でない感じの食感が楽しい麺です。スープがよく絡んでいい感じです。パクチーも一緒に頂きます。パクチーの香りとテキーラの風味がいい感じに合わさります。極めて新鮮な味わいです。そしてスープに赤い奴も溶かし込んで頂きます。唐辛子とはまた違った独特な風味・辛みが新鮮な感じです。メキシコ料理なんかで使ってる感じの奴ですね。続いてチャーシューも頂きます。肉厚であり、噛み締めると肉々しさがガツンと伝わってくるいい感じの肉です。脂も程よく乗ってて、色んな意味で肉欲を満足させてくれますd(^_^o)そんなこんなで麺をもスープもチャーシューもズバズバ頂き、美味しく完食しました。スープも殆ど飲んでしまいました。

スタンダードなラーメンとして、麺もスープも完成度が高く、それ故のキャパシティの大きさがテキーラやパクチー、そしてメキシカンな香辛料というある種、異質な存在をしっかりと受け止め、新たな味わいを生み出してるって感じの素敵な一杯でした。

また来たいなって思いました。

ご馳走さまでした。