今回は「十一杯目」(2巻第2話)ののエピソード紹介及び実食について投稿します。



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ラーメン大好き小泉さん


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鳴見なる作品紹介等


エピソード紹介

(おそらく下校中)大澤悠と中村美沙は暑さに喘いでいた。高橋潤は大騒ぎする2人に突っ込む。

(暑さに悶絶する2人)

「冷たいもの欲し~っ」という中村美沙の絶叫に大澤悠は同意し、どっか寄ろうという流れになったところに小泉さんが通りかかる。大澤悠は大喜びで「ねーねー小泉さん、一緒に冷たいもの食べに行かない!?行こうよ!ね!ね!」と呼びかけるも、小泉さんは「結構です」と断り、そして「私はラーメンを食べに行くので」と答える。

(お誘い、拒絶、ラーメン宣言)

大澤悠、中村美沙、高橋潤は「この暑いのに!?」と絶句する。そして大澤悠は「あたしラーメン付き合うよ!!」と、汗と涙まみれの形相で小泉さんに同行を申し出る。

(必死の形相でのお願い)

小泉さんは「結構です」と大澤悠の申し出を拒否し、そして「ー 何か勘違いしているようですが、私が今日食べに行くのは普通のラーメンでなく…」、「冷やしラーメンです」と目論みを披露する。一同、「冷やしラーメン?」と疑問に思う。

(冷やしラーメン?)

大澤悠は小泉さんに付いて行ってしまったため、中村美沙と高橋潤の2人はミスド的なお店で冷たいものを採っていた。高橋潤の冷え性の話の後、「冷やしラーメン」について2人はスマホで調べ始め、様々な種類の冷やしラーメンがあることを知る。そして、2人がいるお店でも冷やしラーメンを出していることを知り、食べちゃう?みたいな流れになる。

(バラエティ豊かな冷やしラーメン)

一方、小泉さんと大澤悠は冷やしラーメンを出すお店に入っていた。小泉さんは冷やしラーメンは山形発祥であること、60年以上前に誕生したこと、そして蕎麦屋さんが考案したことを大澤悠に語る。

(冷やしラーメンの歴史など)

そうこうしているうちに「つったいラーメン」が出てくる。

(つったいラーメン)

つったいラーメンを前にして小泉さんは呼び方が地域ごとに異なること、そして「冷やし」におけるスープの工夫などを語る。そしてラーメンを食べようとするも、小泉さんも大澤悠も冷たいラーメンなのに、箸に取ったラーメンに思わず息を吹きかけてしまい赤面する。

思わず…)

その頃、中村美沙と高橋潤も頼んだ冷やしラーメンを前にしていた。

(ミ◯ドの冷やしラーメン)

それぞれ冷やしラーメンを堪能する。

(それぞれの堪能)

そして、食べ終わり、「涼しーっ」と嘆息する。

(幸せな嘆息)


実食

今回のエピソードで登場したのは、言わずと知れたミスタードーナツ、そして、都内の神保町にある「麺ダイニング ととこ」ってお店です。

麺ダイニング ととこ

小泉さんが解説していたように、山形料理のお店みたいです。どんなお店なんだろう?興味が湧いてきます。

ということで、今回は都内は神保町の「麺ダイニング ととこ」に行ってみました。神保町にはあんまり行かないんで、何となく行く気にならなかったんですが、場所を調べてみると、お茶ノ水で私がいつも入り浸っている喫茶店から歩いて5分~10分程度と判明し、ずっこけてしまいました。なもんでお茶の水駅から出発です!近くには明治大学もあるんですね。食べ物屋さんも色々あり、行く途中のカレーさんには行列も出来ていたりします。8月の茹だるような暑さの中、汗だくになりながらお店を一心不乱に目指して歩きます。

そんなこんなで「麺ダイニング ととこ」に到着です。

麺ダイニング ととこ)

お店の前の看板には「小泉さん」での登場ページも貼られてますd(^_^o)

それでは入店です。カウンターの席に案内され、メニューを見、「つったいラーメン」を注文です。

丼が出てくるまでの間、お店の中を見回すんですが、やはり山形一色です。お料理には山形の食材を使ってるみたいですし、また、山形の地酒も色々置いているみたいです。夜に来るべきだったかも…と思っているところに着丼です。

(麺ダイニング ととこ「つったいラーメン」)

見るからに上品で、繊細な味の作り込みが伝わってくるような一杯です。食用菊が添えられているのが雅な感じです。浮いている氷も涼しげで、見ているだけで火照った体がクールダウンしちゃいそうな感じです。

それでは早速頂きます。まずはスープを。口に入った瞬間、涼やかなフルーツの香りが突き抜けます。醤油ベースなんですが、お魚系の味わいも感じられます。後味にしつこくない程度の油の味もしっかりと感じられます。見た目の通り、非常に繊細に積み立てられた味わい深いスープです。何なんだろこの味わい?って何度もレンゲを口に運んで味わっちゃいます。ひとしきりスープを堪能したところで次は麺を頂きます。麺を箸で取り、じっくりと観察するんですが、極細で半透明の涼やかな麺です。口に運びます。弾力があり、まさに「噛み切る」って感じのしっかりした麺です。スープも程よく纏ってくれるので、口の中はパラダイスです(透き通ってて弾力あったりするんで、ひょっとしてお米の入ってる麺かな?と思って店員さんに伺ったら、小麦の全粒粉の麺だそうです)。あぁ美味しいと思いつつ、次は鶏肉に箸を伸ばします。口に含むと、まず炭火で炙った香ばしさが鼻に突き抜けます。そして、力のある肉の味わいがジンワリと口の中に広がります。きっと山形の地鶏なんでしょうね。本当に美味しい!他の具も美味しいです。メンマも冷え冷えでコリコリと楽しい食感です。キュウリは更なる涼やかさを与えてくれますし、ワカメは麺に絡めて食べると食感が微妙に変わって楽しいです。またまたスープの話になっちゃんんですが、淡白なようでいて、味わいが深く複雑で、いくら飲んでもホントに飽きないんです。油の後味もしっかりあるから物足りなさってものもないんです。凄いなぁって思っちゃいました。

そんなこんなで完食です。スープもほとんど飲んじゃいました。


てなわけで、「麺ダイニング ととこ」さんで「つったいラーメン」を頂いてきました。

細かなところまで一切手を抜くことなく作り上げられた芸術作品のような一杯でした。味わいもコクもしっかりしており、普通のあったかいラーメンに負けないパンチを持っている力のある一杯でもありました。感動すらしちゃいました。また、お店の方の接客の姿勢もすごく良かったです。接客の態度もすごく丁寧ですし、質問してもしっかりと答えてくださるし、とっても感じ良かったです。

また行きたいなって思わせるお店でした。夜に来ても楽しいんでしょうね。

ご馳走様でした。


(令和元年8月13日更新)

約一年ぶりに再訪!今度はミニ焼鳥丼も一緒に頼んでみました。有り難いことに薬膳卵もサービスして頂きましたd(^_^o)

(「つったいラーメン」&「ミニ焼鳥丼」&「薬膳卵」)

「つったいラーメン」、変わらずの美味しさでした。ミニ焼鳥丼も鶏の旨味がしっかり感じられて美味しかったです。


(令和元年9月6日更新)

9月となり、暑さも落ち着きつつある頃、またもお邪魔してしまいました。今回頂いたのはこれ!

(「トマトの酸ラーメン」&「チーズ」&「薬膳卵」)

スープに溶け込んだトマトの赤、お野菜の緑、そしてパプリカの橙&黄色が目にも鮮やかな彩りに満ちた姿です。トマトの酸味が程よく、またチーズを加えることによりマイルドさもまたプラスされて重層的な美味しさを堪能できる一杯でした。ご馳走さまでした!


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