[中学受験始まる]

 

 

 

 

体作り、体力づくり、健康に育てることに意識は向いていたけれど

学力は普通に伸びる程度にしか考えていなかった生活から一変したのは

 

長女が本をたくさん読みたいからと私立中学の受験を希望したからでした。

 

 

2008年11月 小学5年長女入塾

(公立小5年から受験ってあまりしないですね・・・)

知らないから飛び込べた世界。

(なんとかやりきりましたが、オススメしません!)

  

 

本人は図書の本の数の多い私立が希望でしたが

お父さんに相談すると宗教的な問題で宗教のない学校のみ!

 

 

「桜蔭ならいいよ!」

で桜蔭を目指すことになりました。

(難しいから辞めるだろうが狙いだったようです)

 

 

福井出身でそもそも御三家の名前も知らない私は

期待をもって塾に行きました。

結構理解力がある子。歓迎されるくらいの気持ちでした。

 

志望校はおーいんですと伝えました。

そしたら答えは  

 

「いやぁ優秀だと思って、ここに来れば御三家に入れると勘違いされる方が多いんですが

公立で5年から入って御三家に入れると思わないでください。」

 

 

 

ひどくない?娘を馬鹿にする気?

(本当に何も知らなかったゆえの親バカです)

他の塾の話も聞こうかと思っていましたが、

 

怒りに”受けて謝らせたい”気持ちになり、入塾テストの申し込みをしてしまってました。

 

 

読書のおかげか、国語ができて無事入塾。

組分けテストだったため常識で答えられたこともあり、

上から2番目のクラスへ・・・がここから苦しむことに・・・

 

 

 

あれれ?地理は終わっている・・・

算数はほとんど知らない・・・

理科も大半終わっている・・・

 

 

 

その後のテストは習っていないこともあり、激おち・・・

宿題もついていくのが精一杯!

あれあれ?どうやって勉強させればいいの?

 

 

5年11月入塾のこと重さを痛感し

一人遅れを取っている焦りしかなかったですが

 

 

入ったからには、できるようにしなきゃ!

国語は自力、理社は最初はお母さんが山かけ

算数は家庭教師を探す!

授業前テストは質問教室!(質問教室は皆勤でした)

 

進め方も何もかも無茶苦茶

どちらかというとテストなんか取れなくていい!

全体入れようを優先していました。

 

そんな熱心なお母さんです。

保護者会でも質問しまくり!!

授業でもらうテキストが早く終わるようなら

今までを埋めるために何ができますか?と全教科聞き回りました。

 

だけど・・・

 

塾の先生って後から入った人には不親切!!

 

 

どう頑張ったって今更遅い。このレベルなんだから、無駄なことするな・・・

 

そんな感じでした。

 

そのまま引き退る訳にいかないのは、子を持った母!

どうにか我が子を見てくれる方法がないか考える日々でした。

 

室長のおかげで少し改善されましたが

塾はできる子しか眼中にないと実感

 

眼中に入らなきゃなんの期待もないなんて悲しすぎる

 

(誰も味方はいないから・・・2人で頑張るしかないよね・・・)

 

夏前にギリギリでしたが桜蔭クラスに入れました。

 

だけど・・・

3人娘、次女は習い事が10あり、3女は幼稚園それぞれの送迎と

塾、家庭教師の送迎・・・分刻みで2時半から10時までいない生活に・・・

 

 

その頃から

祖父が教育ママで無理やり中学受験すると思い反対するように・・・

祖母から息子をほったらかしと注意され

最初賛成だったお父さんも、塾を辞めるようにと言うようになりました。

 

何で長女がこんなに頑張ってるのに・・・そんなこと言うの?と悲しい思いをしました。

 

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このころ寺院の建て替え、引っ越しなど大事業が重なり

その中、家事をし、送迎をし、勉強をサポートする日々

 

一生懸命頑張っているつもりでしたが・・・

 

 

桜蔭クラスで頑張り始めたのに、夫婦の意見が合わず

塾の先生に相談に乗ってもらうこともしばしばでした。

 

 

娘の頑張りが認められてか、先生に頑張って!の言葉がけを

沢山いただけるようになっていたので頑張れましたが・・

身内の反対に長女の悲しみを感じました。

 

 

頑張っているのに・・どうして反対するのか分からず、

反発の気持ちがムクムク!!

 

この時、引っ越し、お寺は落慶式など行事も立て込み

忙しかったこともあり、すれ違いが続きました。

 

受験を始める前に家族間での話し合いをもっとしていたら

すれ違いが起こらずに済んだと反省しています。

 

 

その頃はせめて子供達だけは明るく過ごしてほしいと

ウサギを飼って楽しく!ケーキ作って楽しく!

ウサギを繁殖させて感動したり、

魚や、サワガニ、イモリを飼って観察したり・・・

家庭内は楽しくなるように努めていました。

 

6年に上がった当初全く点数が取れなかった娘も

安定して成績が取れ、組分け大好きッ子になっていました。

 

だけど、もともと気持ちの優しい長女

周りの雰囲気の中、頑張らないととプレッシャーとなり

娘はテストになると腹痛を起こすようになりました。

 

 

 

腹痛を起こすたび、自分の責任かなと感じ

受験しない方が良かったのかと悩むこともありました。

 

 

これ以上娘にストレスかけるのはかわいそうで

10月以降、塾の試験全部受けず四谷大塚の合不合のみにします!と宣言。

 

先生にはうちのテスト受けないで、試験受かりませんよ・・・!

と言われましたが、

 

テストならどこだっていいじゃん!でパス

(今ならできない!ほんと無謀ですね)

 

 

テストを受けなければ受けないで不安がありましたが、

子供の健康の方が大切だから

・・・勢いだけではダメと少しペースを緩めることにしました。

 

 

 

本当に先生方には塾のテストを丸無視したのに、よく支えていただき

1月校 東大選抜、明の星、渋幕

2月1日桜蔭 2日吉祥女子 3日筑附

 

3日が不合格で全て成功とは言えませんでしたが、すごく頑張りました。

 

 

お寺の女性の地位の低さを折々感じていただけに

娘には普通に外の世界で生きる力をつけてあげたかった。

 

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公立の友達、先生、友達のお母さんいろんな方に相談をし、支えていただきました。

素直に相談するって大切だと思います。

塾の先生にたくさんご迷惑をかけ、お世話になり感謝しかない受験でした。

 

これが私と長女の受験物語の一話です(‐^▽^‐)

 

 

 

マイストーリー⑤につづく