夕立ち | 写真係り

写真係り

自分のこと、信じてみることにする。

 

 

 

 

その日、

 

午後から 日暮れにかけて

 

かるい夕立ちが 通り過ぎた

 

 

そして、

 

ぼくらは 海の近く

 

濡れた アスファルトを走った

 

 

つぶれた 薄暗い

 

貸し倉庫のかげで

 

しばらく 空を見上げて

 

雨を しのいだ

 

 

ふいに 君がくちづさむ

 

ぼくはきいてる

 

聞き覚えのない メロディー

 

 

もう 消えてしまうくらい

 

ちいさな声で

 

やがて 途切れてしまう

 

 

帰り

 

都内へ 向かう道は

 

ひどい渋滞が 続いた

 

 

ふたりで

 

どんなことを 話したかは

 

おそらく 君も覚えてないだろう

 

 

ラジオで

 

知らない人の 悲しいニュースと

 

誰かの ツマラナイ

 

バラードが流れた

 

 

ふいに

 

君がくちづさむ

 

ぼくの 知らない歌

 

たよりなく 流れていく

 

 

いつも 話しかけようとして

 

言葉を探すと

 

それは 途切れてしまう

 

 

ふいに

 

君が くちづさむ

 

ぼくは きいている

 

メロディーは 覚えていない

 

 

そうして

 

失ってしまうもの

 

守りきれるもの

 

ほんの少しの 違い ..

 

 

ふいに

 

君が くちづさむ

 

ぼくはきいてる

 

ききおぼえのない メロディー

 

 

もう

 

消えてしまうくらい

 

小さな声で

 

やがて 途切れてしまう ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すこしぬるくなった

 

午後の海にはいる。

 

 

足の立たない場所まで泳いで

 

振り返ると ・・

 

陸の喧騒が聞こえなくなって

 

海の広さをしる。

 

 

そっとつま先を下に伸ばすと

 

指先がひんやり冷たくかんじて

 

海の深さを知る。

 

 

 

そして

 

きみのぬくもりが恋しくなって

 

また陸をめざしておよぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は山の日なのに

 

海の記事・・

 

そして、動画も

 

やっぱり、海をみながら

 

小田原へむけて

 

西湘バイパスを走るというw

 

 

 

おそらく、僕は

 

想像を超えた変わり者だ。

 

 

きっと、僕の前世は

 

魚か、半漁人だったのだろう。

 

 

そして

 

どうやら、 僕の前世は

 

にゃんこ好きな 魚か、半漁人 。

 

 

 

ん?

 

やっぱり、なんか変?

 

 

 

 

 

 

 

今日から 僕は 夏休み。

 

 

初日の今日・・

 

開けっ放しの窓から聞こえる

 

雨の音と、肌寒く流れ込んでくる

 

ひんやりとした空気のながれ・・

 

 

そんなのを

 

あたたかいベッドのなかで

 

にんまりと楽しんだあと

 

 

いちにち、ムキになって

 

洗濯とお掃除がんばりましたとさ。

 

 

はぅ..(ノ_-。)