風の言葉に
諭されながら
別れゆく二人が
五月を歩く
木々の若葉は
強がりだから
風のゆく 流れに
逆らうばかり
鐘が鳴り 花束が
目の前で咲き誇り
残された青空が
夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる
いつか遊びに
行きたいなんて
微笑みを浮かべて
五月の別れ
月と鏡は
お似合いだから
それぞれにあこがれ
夜空をながめ
星の降る暗がりで
レタスの芽がめばえて
眠りから醒めながら
夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる
果てしなく星達が
訳もなく流れ去り
愛された思い出に
夢をひとつだけ
あなたに残してくれる…
電車に乗って
遠い場所の
風の匂いの
違う街をあるく。
ぎゅぃぎゅーぃって
電線の上でツバメが鳴いて
遠くの自転車のブレーキ音と重なる。
いろんなことみて
いろんなことしって
同じように気持ちを重ねていたら
胸が締め付けられて
急に苦しくなって
息を吸えなくなって
僕には無理だってわかった。
この季節になると
あごだしつゆと
きゅうりの酢味噌和えをつくって
お素麺を茹でて食べるのが好き。
若い頃とは
味覚が変わってきたのかな。
新しいクルマが来月の前半頃に
納車されるって知らされた。
もう待ちきれないよーって
思ったりもするけど
そういうのもひっくるめて
じっと我慢する時間もたのしい。
なにかお薦めの本はありませんか?
ツバキ文具店を立てつづけに
3回も読んだのでちょっと気分変えたいな。
心がやさしくなる本。
じんわりあったかくなる本。
すぐに泣けちゃう本。
どうか・・・