【むすめ】ベビーカーは甘え… | ここでしか咲かない花

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療育を頑張る娘のこと。福祉のこと。飯能市のこと。
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こんばんは照れ


今日は娘の体調も変わらず

疲れも少なそうだったので


娘が大好きな航空公園まで思いつきで
行ってきました。


愛車がようやく明日返ってくることになりリムジン前

軽自動車レンタカーちゃん
最後のドライブです。


晴れているからお出掛けしたのに…

走れば走るほど重い雲が広がり…くもりくもりくもり


お昼を買って公園で食べていると

清掃ボランティア?のおじいさまが話しかけてきました。


『こんにちは。』

娘を見るなり

『もう大きいんでしょ?』

「はい。4歳です。」

『うわっ。4歳なのに、乳母車乗ってるの?』
『甘えちゃうんだね?』

「まだ長距離歩き続けられなくて」

『可哀想だもんね』


…。



このやりとり、
いつかやってくると思っていたのですが…


一瞬、なんて返答するか迷った自分がいました。

生憎、
思いつきのドライブだったので

障害児の『愛のワッペン』を娘につけて出ていませんでした…。


きっと…年配のおじさま、おばさまは

何故歩かせていないのかと

孫育てをしている世代ですから

不思議に思うのでしょう。


世間一般的に?
4歳児は歩ける、歩き続けられるという概念で

そうでない子、イコール甘えになる…

周りの目なんて娘の育児では
気にしている場合ではなかったので

ついはっとしました。



そうか…周りにはそう見られているのか…



その場限りのおじさまに

障害児の話をする気にもなれず…。



今日は主人が体調不良で帰ってこれない週で

わたしと娘2人のお散歩でした。

広い公園内で、

多動で理性や言葉がきかない娘を

自転車ががんがん走ってくる道を

自由に歩かせるにはまだ危なく、

芝生の広場まではベビーカー。

途中で娘が歩かなくなったら
大荷物と娘を抱えて

私1人の歩行移動は無理。


割と親の都合で乗せていることが多いのです。

ベンチに座らせると動いてしまうため、

ベビーカーの方が座っていられるので

食べさせているときはベビーカー…など。


スーパーや市役所でもそうです。

基本的にじっとしていない。

待てない。

自分の思い通りにならないと生理的にぐずぐず泣く。

一回、相談員さんと保健師さんにも相談したのですが、、、




そうでないとお母さんが大変だから、

お母さんが楽な方法を考えて行動すべき、
全然いいと思うと言っていただき

なんとなく肩の力が抜けました。



改めて、今日

目に見えない障害の難しさを実感しました。。


娘に限らず…

発達障害、精神障害、内部障害、重複障害の方々も

きっと些細な他者からの言葉や出来事に

傷つきながら

前を向いていくきっかけを探して

日々歩んでおられると感じています。


障害がなくて当然、

4歳なら〇〇できて当然、

何かが当たり前、ではなく



もしかしたらそうかな?という目で

そっと見守っていただく気持ちで

気にかけていただければ

とてもありがたく思います。



これからの社会は、

100人を100の社会にすることはできないけれど

そんな社会にしていくための

比率を増やしていける事はできます。



あきらめず、

時に闘いながらも

笑い飛ばしながら進んでいきたいと思います。


娘の人生は続いていきます。

今は自立の道のスタートラインに立てたか
立てていないかの位置。


私は娘は1人で生きていく力はあると思っています。

でも自分1人では生きていけないことも伝えていかなくてはいけません。

上手く周りを巻き込みながら
社会で生きていくことを伝えていきたい。


障害は恥ずかしいことではない。

ただそんな自分を受け入れていくということ。



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今週も1週間頑張りましょうニコニコ