川が流れるような流水音に、打ち付ける雨の音。
私の心のゴミもなにもかも全て流してくれるかのようで気持ちが落ち着きます。
オコジョのタッチィがお友達のくまさんに早く会いたくて。。。
はる探しの旅に出るお話

タッチィは冬眠中のくまさんに会いたいがために、春になったとくまさんを錯覚させるためにお花を摘みに出掛けます。
しかし冬ですからなかなかお花に巡り会えず。。
果たしてタッチィはくまさんのために、お花を摘みにいくことができるのでしょうか。
亀岡さんの水彩画タッチの彩りの鮮やかさにも惹きつけられる絵本です。
オコジョのタッチィは身体の色は白ですから、余計にまわりの風景が色鮮やかにうつるようです。
春になったらどんなところへ行こうかと
今から私も思いを巡らせています。

暖かい春を迎える前の
ひとふりの雨。
雨は春になるために必要なエネルギーでもあるのでしょう。
温かさと冷たさは紙一重。
今の私はできるだけ遠く遠くの景色を見るようにしています。
足元を見ると、ボロボロの靴と服に落として歩くゴミが見えてくるような感覚で、とても自分を直視できない。
遠くの山々はうっすら雪化粧をしていて、
青空と陽が差している日には、それはそれは美しいです。
足元に広がる小さくも美しい春を愛おしいと思える時が訪れますように。