こんばんは

今日はたいへん暖かい日でしたね~

すっかり春の陽気でした。
当の私は、昨日の脳貧血に引き続き
不正出血に高熱と
今日はもう踏んだり蹴ったり

11月中、休みなく全力疾走して無理したのが
今たたってるのかなー?なんて思いながら…
折角今日は暖かい日だったのに、
寒くて寒くて部屋で丸まってました

1月から大切なお仕事が始まりますので
しっかり体調を整えたいと思います

今日ご紹介するのは
みんな誰しも幼い頃、夢中で触れて見た
スノードームとある少年のお話。
表紙からして、その美しさにとても惹きつけられます。
少年はこのスノードームをとても大切にしています。
この日はクリスマス、お母さんはお仕事で帰宅が遅れています。
この日だけ、少年にはこの大好きなスノードームがとっても悲しく見えてしまう…という表現があります。
これはあべはじめさんが考える、
子供の素直な心が優しく表現されており、読み手も冒頭から胸がキューっとさせられます。
このスノードームの中のサンタさんがスノードームから出てきて、プレゼントを配るのを少年も一緒にお手伝いすることになります。
1ページ1ページが雪の降る街の中、夜空を駆け巡る少年とサンタさんの絵の描写がたいへんうつくしく
読み手もタイムスリップしたかのような感覚におちいります。
また、この本の中であべさんは
少年の名前を記名せずに、あえて
『男の子』
という表現をしています。
ここにも読み手に対して、より客観的に、また親近感が湧くような感覚になれる配慮が
ほどこされているのではないか。
そんなことにも気付きながら読んでおりました。
お母さんが仕事から帰宅し、
はてさて。少年が体験したことは
本当だったの…?
それとも夢だったの…?
子供の頃に、クリスマスを家族と思い浮かべ、誰もが思い描いた夢。
それが決して壊されることのない
温かいラストが描かれています。
クリスマスの時期、雑貨屋さんへ行くと
必ず飾られていたスノードーム。
ワクワクしながらひっくり返しては、
眺め、繰り返し、、、
そこには子供ながらに、
スノードームへ
サンタさんが来てくれるかな。。。

そんな夢を託していたことがあったかもしれません。
クリスマス前夜



お子様に読んであげる本にオススメいたします。