経緯その13~TS-1服用開始 | すい臓がん〜家族のブログ

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母親を2015年7月に亡くした息子のブログ。
すい臓がんになった人と、その家族に向けて書いていきます。

2015年4月中旬

 

最近食欲が戻ってきた母親。

色々食べられないものも多いですが、刺身を買っていくとだいぶ食べてくれるようになりました。

そして、一時期全く目立たなくなっていた腹水が少しずつまた溜まってくるようになりました。

 

食欲があるおかげか、腹水のせいなのか。

35Kg程だった体重が、40Kg程に増えていました。

 

この頃食べていた食事はこんな感じです。

タイとカワハギの刺身。

 

カワハギは肝を醤油に溶かし、肝醤油で食べるととても美味しいです。

僕と母は、高価なフグよりもこのカワハギの肝醤油の方が美味しいと感じます。

 

 

シメジとアスパラのグリル焼き

 

 

シメジは大根おろしとポン酢で食べています。

シメジのなかでもオススメなのは、ハタケシメジです。

丹波しめじとも呼びますが、たまにスーパーで売ってるのを見つけて買っていました。

 

このハタケシメジは火を通すと水分がじゅわっとでてきて、とてもしゃきしゃきして美味しいです。

食欲のないときでも、このおろしポン酢で食べられていたりしました。

 

 

 

アスパラは、グリルで焼いて手作りマヨネーズを掛けて食べます。

ブレンダーさえあれば、マヨネーズは意外に簡単に作れることを知りました。

 

 ブレンダー

こんな感じのやつ使っています。

 

【我が家流作り方】

容器に卵黄と酢、みかんジュース、太白ごま油、藻塩を入れます。

ブレンダーでかき混ぜて、クリーム状になったら出来上がり。

 

味も好みに調節できますので、とっても美味しくできます。

市販のマヨネーズとはぜんぜん違います。

あまり日持ちはしないので、一週間くらいで使い切っていました。

 

さつまいもを焼いて、そこに手作りマヨネーズを付けて食べたりもしていました。

とっても美味しいです。

ポテトサラダも美味しかったなぁ。

 

マヨネーズは色々使う用途も多く、手作りするのはオススメです。

余分な添加物は、なるべく食べて欲しくありませんし。

 

 

 

母親は、昔から色々なものを手作りしていました。

マヨネーズはブレンダーを購入した最近からですが。

焼肉のタレ、味噌、ドレッシングなどなど、、、

 

今思うと、正社員として働きながらご飯は欠かすことなく作ってくれていましたし、

それに加えて調味料まで手作りしてたと考えると、家族のことを考えながら料理していたんだなぁとしみじみ感じます。

母が病気になり、初めて母のために料理を作るようになってからようやく気づきました。

ますます、親孝行をもっとしておけば。。。などと、後悔の気持ちが出てきます。

今考えても遅いので、今は今できることをやらなくては。

 

 

 

こんな感じで日常を楽しんでいましたが。

血液検査の結果、腫瘍マーカーが一つ上昇してしまいました。

やはり、無治療だとダメでしたか。。。

 

・腫瘍マーカー
CEA(〜5.0):64.2→96.9
CA19-9(〜37.0):6万800.0→4万4,120.0
 
CEAが上昇。
CA19-9は1万5千程下がってくれました。
 
医者からの勧めもあり、TS-1の服用が始まりました。
吐き気の副作用さえ出なければいいですが。
腹水も軽くなってくれるかな?
 
 
それと同時に、漢方専門の病院で相談しサプリを飲むことにしました。
メシマコブというキノコの粉末を固めたもの。
 
 
 
漢方の病院の先生も、大腸がんになった時このサプリを飲んでいたと話してくれました。
サプリなので保険は効きません。
月2万円と高価ですが、試しに飲んでみることにしました。
 
 
身体の免疫力を高め、また抗がん剤の副作用である白血球減少を予防するという目的です。
 
とりあえず、抗がん剤を再開したことで、母親の無治療というストレスからは開放されそうです。
「抗がん剤とメシマコブだけは、飲み忘れることはないよ~!」と、母親本人も効果に期待を寄せていました。
心の支えができて、良かったなぁ。
あとは副作用にまた負けないよう、家族力を合わせて頑張っていこう!
 
 
 
 

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