記念日 | ウチのネコのはなし

ウチのネコのはなし

ハルの不登校を機にハルの記事は別の場所に移すことにしました。
今は我が家のおネコ様‍⬛の事
日々の徒然を超スローペースで綴っています。

こんにちは。


今日はかほの5歳の記念日です。
いつ生まれたかわからないのでウチの子記念日&誕生日なのです

🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀


5年前のこの日
私は歯医者の帰り道
もうすぐ治療が終わりこの歯医者ともおさらばよ
という時でした。

路上でご婦人が
「子猫を誰か貰って〜」
と道行く人に声かけておりました。

路地裏で母猫2匹子ニャンコ7〜8匹
ヨチヨチ歩きの子
しっかり歩ける子
まちまちな子猫達

立ち止まる人はいて愛でても
連れる人はおらず。

猫飼った事もなく(子供のころ兎はある)
ハムスターの飼育しかしてない私。

ペット可のマンションではあるが
命を預かる覚悟もなく。
でも
どうしてか気になり
何回も見に行ってしまう。
(今の知識ならまるっとママ猫ごと世話していたろうに無知故)

子猫を貰って欲しいと懇願してる人がいると
旦那さんにメッセージ送ると
「飼いたい?」と聞かれる

覚悟の時間は突然きて瞬時に決まる。

妊娠したら産みたいの?って自問自答する事が
無いのと一緒だとその時思った。


「飼いたい。」
そう返事して数時間
早退してきた旦那さん

時は夕刻5時になる頃だった。

どの子がいい?
と話してその場所に向かう
(今思うと残酷だよね)

グレー単色の子がいいと伝える。

着くと子猫がわらわら出てきては引っ込む
戯れてくる子もいる

特に牛柄の子がお腹見せてコロンコロンしてくる。
(懐っこい子はすぐに貰われそうね)←そう思ってた。


お目当だったグレーの子は
イヤイヤして引っ掻いて隠れてしまった。
あまりにもイヤイヤするんで
「やめてあげて追いかけないで。この子はウチに来たくないんだよ」と伝える。
むくれてしまった旦那さん。
「やっぱりやめよう」私が言ったか言わないか
小さなキジトラの子がトテチテと歩いて来た。

「この子は昼間ママにゃんのお腹の下から他の兄妹を見ていた子だ!」
「ママにゃんが怒ってくるかも!」
でも、ママにゃんがくる事はなかった。

この子もイヤイヤする
床に降ろすとこっちを見る

「待ってる。ママにゃんに挨拶しておいで。うちの子になりたいと思ってくれたらここに来て。待ってる。」

待ってる間
牛柄君が接待してくれて
スリスリ、ゴロンゴロンかわいい姿を見せてくれる。
(無知はおそろしい。1匹しか面倒みれないという思い込み故に連れて帰らずな子をずっとこの日が来ると気になっていた)←その後。この子は保護猫になってた

なんとキジトラ子猫ちゃんは
戻ってきた。
「ママにゃん!大事に育てるからっ!ありがとう!」
そう言って抱き上げて泣きながら歩く。
何故か涙がとまらなかった。


帰り道途中
動物病院があり飛び込んだ。

「今、子猫を拾いました」「猫を飼った事なくこの後どうしたらいいか教えてください」

そういうと
獣医さんは体重やらなんやらせっせと初期治療をしてくださり
生後1カ月なったかなぁどうかなぁと言い
体重450グラム
女の子と教えてくれました。

蚤取りスプレー代だけで
あとはタダで駆虫薬が難しかったらまたいらっしゃいと言われた。
(勿論すぐに来院した)


ワクチンは今後3回
そう言われても
月一の病院では不安で
毎週行ってた気がする


満月の夜道を抱きながら帰る。

旦那さんの腕の中でぐっすり眠る幼子。


見届けて
私は24時間スーパーへ猛ダッシュ

ミルク
子猫パウチ
カリカリ
そして哺乳瓶!(歯の生えた子に哺乳瓶)
知らないって怖いんだ。
赤ちゃん=哺乳瓶って思ってしまったの。

翌日から怒涛のてんやわんや生活が始まったのでした。


5歳!おめでとう🎉ずっとずっと
大きなあくび見せてね。













(ここにいた兄妹はこの後
保護した別猫により全てのルーツが判るのです)
そのお話はまたいつか。