一日一聴「蝉の声」 | ココロハレルヤ

ココロハレルヤ

日々ふと感じたこと、思ったこと、考えたことを心のままに書いてみたいと思います

閑かさや
岩にしみ入る
蝉の声
松尾芭蕉



道場に
行くまでの道

蝉がシャンシャンと
鳴いています

今年は
とてもとても
その声が
大きく聴こえる気がします

はみです


蝉たちが

「生きろ生きろ精一杯生きろ」

と応援してくれているようで
嬉しくもあり

生命というものを
日々
いかに考えずに生きてきたのかを
感じさせ
背筋がしゃんとします




日々
忙しなく生きていて
気がつけば
自分を置き去りにしていませんか

幸せなのに
時々
無性に虚しさがやってきませんか

本気で
自分の人生を
生きていますか

わたしは
その虚しさを
感じまいとしてきました

そして
その虚しさを
周りの人のせいにしてきました

その虚しさは
敵ではありません

あなたの中にある
無限の可能性という
空間なのです

あなたの中にあるその空間に
たくさんの豊かさを
見つけるには

あなたのほんの些細な
気づきがあればいいのです


起きた時にわたしはわたしに言っています

「生きてくれてありがとう」

息ができる

布団がある

部屋がある

家がある

生命をくれた
家族がいた

起き上がれる

歩ける

水道をひねれば水が出る

等々

暑ければクーラー

寒ければストーブ

となると
贅沢ですね



ないない尽くしの空間に
実はたくさんの
「在る」
が存在することを
数えてみませんか

わたしの身体は
わたしを生かすために
絶えず
動いてくれています

心が
その身体を縛っては
いませんか

身体は
この生命を
感じたくて
ワクワクしているのに

心が
止めていませんか

まずは
ひと呼吸しましょう

そこから
心と身体が
結ばれ
あなたの空間を
流れ始めます


















なーんてなことを
蝉の声から
感じられた
今日という日でした














さぁ
お稽古して来よう♪