わたしは
すぐに
ひととひととの
間に入りたがるくせがある
3歳くらいのとき
父と母が喧嘩してて
母が泣いていた
わたしは
お母さん泣いてる
って思って
悲しくなって
母のそばに行って
泣いた
そしたら
うるさい
って
父がコップの水を
わたしたちにあびせた
わたし
泣いてるお母さんのこと
心配で守りたかったのかな
父が怖くて
水にびっくりして
ギャーギャー泣いたら
さすがの父も
悪かった
って謝って
母はわたしに
ごめんね
ごめんね
って泣いてた
これが
ひととひととの
間に入るようになったきっかけ
だと思う
このことは
よく覚えていて
幾度となく
父母に言ってたけど
言うたびに
恥ずかしそうな
父と母
もう忘れてー
って
そりゃそうだよね( ´罒` )
たくさんケンカもしてたけど
たくさん愚痴も言ってたけど
いつも
並んで座って
ラブラブな様子で
テレビを見ていた父と母
わたしが
ふたりを取り持つことも
ふたりを引き離すことも
一切できない
ふたりには
ふたりの愛と絆があった
わたしは
見えないものを
感じることもせずに
勝手に間に入って
わたしが間に入ったから
ふたりはケンカした
わたしが間に入ったから
ふたりは仲良くなれた
なぁんてね
思ってたんだよ
なんと
傲慢なこと(笑)
仲人かっ!
ふたりは
すでに
ふたりにしかない
縁を繰り広げているだけ
この
おかしな自分責めをしたがるわたし
笑えるよ
小学生の頃
いじめっ子には
「(いじめる理由に)そんなん関係ないが、もうやめねー」
いじめられてた子に
「こんな風だからいじめられるんだよ」
(何様か!)
と
間に勝手に入って
結局
いじめはそのまま変わらず
わたしもクラスの女子から無視され
いじめられてた子も話さなくなった
ヒーローぶってたわたし
そもそも
いじめだったのかな
役に立ちたかったんだろうな
みんなが同じ輪の中で
心地良く過ごせたら
なんて思ってたんだろうな
個々の感情は個々のものなのにね
あーーーー
おんなじことの繰り返し
やってるなーーーー
もんもん悶絶
三位一体
ものごとは
3つのものから
成り立っている
ふたりの間に立ったと思ったとき
わたしは
視点になれば良い
双方の意図を
見つければ良い
それを
結んでもいいし
ほどいてもいい
何もしなくてもいい
ふたりの思いを
自分の中に見つけて
受け取れば良い
そうなんだぁってね
そのとき
何が生まれるか
楽しめば良い
何かに
気づけば良い
目の前の人は
かわいそうなひと
ではない
みんな
自分のしたい経験をしている
わたしは
みんなと同じで
その場にいるだけで
みんなを幸せにする
ほんの小さなひと粒
かけがえのない
ほんの小さなひと粒
ココロノ
ヒカリハ
クラヤミヲ
テラス