かぐや姫の物語 | ココロハレルヤ

ココロハレルヤ

日々ふと感じたこと、思ったこと、考えたことを心のままに書いてみたいと思います

今日は
我が家の姫君が
成人となりました

彼女が生まれて来てくれて
11か月の時に
合気道の道場を始めたので
彼女のこれまでは
道場の歩みのすぐそばでした

まだ母乳での授乳中だった彼女を連れて
稽古をしながら
授乳したり
離乳食を作って持っていったり
いろんな体験をさせてもらいました

大変だったけど
大好きな合気道をしながら
大好きな彼女もそばに連れて
幸せなひとときだったなぁ
しみじみと思い出しました

のんびり穏やかな
長男くんとは真逆で
感情豊かな姫君は
それなりに手もかかったけれど
本当に可愛かった♡

そんな彼女のことを
思い出していたら

高畑勲監督の
「かぐや姫の物語」
ふと頭の中を流れてゆきました

物語の最後に
かぐや姫が月へと帰る時に
天上人とのやりとりで
「この世は穢れてなんかいないわ。
喜びも悲しみも、この世に生きるものはみんな
彩りに満ちて、鳥、虫、獣、草、木、花
人の情けを…」
と語ると
すべての思い出も感情も抜けて月へと帰ってゆく

わたしたちは
もしかしたら
こんな風に
あらゆる感情を味わいたくて
生まれてきたのかもしれないな

すべての感情が、それは憎しみでさえ
美しいものなのかもしれない

そしてそれは
自分ひとりでは
味わうことはできない

ひとつひとつ
その時にしか味わえない感情は
魂そのもの
だからこそ
ひとつひとつじっくり味わおう

味わうことが出来るように
自分の心には嘘はつけない
自分の感情に忠実でいたい


とても大切なことを
我が家の姫君は
ずっと
そばで見せてくれていたんだな
と気付かせてもらいました

あなたの母になることができて
本当に幸せだなぁ♡




おめでとう♪

ゆっくり
大人になるんだよ















ハレの日に
ココロハレルヤ♡


成人のみなさま
おめでとうございます♪