ある高校のクラブの子供達の個人レッスンを諸事情で何ヶ月ぶり(一年に近いかも…)かに行いました。
基本的な事を中心に~殆ど音に対する感じ方といわゆる奏法(マニュアル)に捉われないで聴く事、声の代わりである事にちょっとだけのコツ~アドバイスしてます。
しばらくぶりなのでちゃんと提案した練習を続けてくれているか??
殆どやってない子・笑
なんか、余分にやり過ぎている子、、
話しを聞くと心配してた通りで、、、汗
でも、みな音が進化してました。
チューバから移って唇がマウスピースの中に収まらず下がっていた子もかなり低めではあるのだけど、音色は綺麗。みな、羊羹の様な電子音の様なベターっとしたサウンドでなくちゃんと響き始めてました。一番伝えたい所はぶれずに残っていた~そこしか伝えてないのですけどね。
それだけで十分です。
後は要りません。
曲の中でそれが存在感を持つにはもう少し時間がかかる。
それは熟成に必要な時間です。不思議と一人の子にもクラブのパートにも同じ時間が必要です。クラブは人が入れ替わるのに。だから、コンクールだけの為だけの操作はしません。ひょっとしたらコンクールにはプラスに成るかも知れない。表面を変えてもそれはその子に残らないし、受け継がれても行かない。でも、僕は無意味だと思います。
後は1年生にその事が受け継がれて行くかどうか。
技術はきっと音の進化に付いてくる。