第3回トランペットアンサンブルMIEコンサート | HARUのブログ

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ラッパの事、普段の事、色々。


お暑い中御来場ありがとうございました。

3年前の夏に当時レッスンにいらしていたメンバー最年長のFさんに声をかけて三重県内のトランペット吹きの交流の場を作ろうと始めたこのアンサンブル。

メンバーの変動は有るものの3回目を終える事が出来ました。

先ず、地方の小さな町のホールに来て下さるお客さんの皆さんに感謝を申し上げたいと思います。

そして、毎年伴奏をして下さるGさん。ピアノと合わせる事が初めてのメンバーが多く、しかも、毎年ソロの曲が増えており負担をかけて居る筈、昨日は10名8曲、ジャンルも様々で大変だと思います。。本当に有り難う御座いました。

ティンパニでお手伝い頂いたUさん、当日だけで慣れない編成にお付合い頂いて有り難う御座います。

毎年の様に受付のお手伝いをして下さる方、メンバーでありながら今年は仕事の関係でコンサートはお休みされ当日のステージマネージャーを快く引き受けて下さったIさん。

皆さんに感謝です。


今回の選曲はメンバーの皆さんが普段はやり慣れない変拍子の曲やオーケストラの曲のアレンジ曲等で直前まで苦労しました。特にテンポが速く拍子が小節毎に変わるプレスティの曲は苦労の連続。前日のリハーサルで初めて立奏にしたら、皆、いきなり全く数えられなくなり完全崩壊、、、ヤバい...汗・笑←今にだから
ふと思いついて"座ってやれば出来るのでは?"と試したら復活!ホッとしました。
発見でした。
普段から座ってやるのと立つのでは音の景色が変わるのは判って居ましたが、このように座った方が落ち着ける事をはっきりと感じたのは初めてです。

本番は完全では無いものの練習を通して一番良かった。
回数を重ねる毎にアンサンブルが育つのを実感しています。
これは技術と言うより"音と音楽"と言う意味合いが強いです。
ミスが無い=完璧=良い音楽では無いと思って居ます。

パフォーマーが何を感じて発信してオーディエンスと何を共有出来るか?

ピアノとのソロ、デュオも皆さん立派でした。
普段無い経験の中で緊張されたと思います。
でも、その中でそれぞれの方が逃げずに音楽と向き合っていました。これは、簡単な事ではなく当日聴いて下さった方からも驚きの声を頂きました。初回の伴奏合わせの段階から全員の目が有り後の人程注目を浴びる状態で行なったのも良かったかも知れませんね。

後半のアンサンブルもそうですが、ステージの上で緊張の中で逃げずにベストを尽くして演奏をする事。その意味を改めて教えてもらいました。もちろん私も皆さんから良い意味でのプレーシャーを貰いベストを尽くしました。

昨年のコンサートの後、私は、しばらく間を開けてまた本番前に集まるのも一つの方法かな~とも思ったのですが、Fさんの"直ぐ始めましょう"の言葉で一ヶ月後から練習を再会。月に一度ですが集まり形にして来ました。

この先もこの良い雰囲気のまま続いて行き、そして何かを発信出来る様になれれば幸いです。

追記、アンコールはふるさとを演奏しました。歌詞をプログラムに挟んでよろしければ一緒に歌って下さいと…皆さん歌って下さった…録音を聴きながら胸が熱くなりました。