ロ短調ミサ | HARUのブログ

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ラッパの事、普段の事、色々。

一昨日になります。客演でお手伝いをした、ロ短調ミサ/バッハ@モーツァルト200合唱団のコンサートが終了しました。


お客さんがいっぱい!栄の芸文コンサートホールの客席がほぼ埋まりました。
このエネルギーは凄い。色んな合唱団に招いて頂いて居ますが、いつもお客さんの数にビックリします。

合唱団にとっては初めてのバッハでロ短調ミサへの挑戦。
大変だったのでは無いかと思います。
でも、指揮の三澤さんの底知れないエネルギーを中心にとっても良いコンサートでした。

ソリストの皆さんも素敵でした。

個人的にはなかなかハードなステージになってしまいました。自分自身に求めるハードルが高過ぎたのかも知れません。言い換えるなら、自分の設定した目標に自分が追いついて無かった。
これが10年前の自分ならOKだった。いや、5年前でも。しかし、今の自分としては自分に物足りないです。
今回はモダンのピッコロトランペットでの演奏。今になって考えるとバロックトランペットの演奏で得たイメージとピッコロトランペットのイメージや技術との融合が上手くいって居なかった。次回はもっと自分の"ステージ"を上げたいですね。
年頭のメサイアのイメージが大きいんです。一昨日は体力的な心配も有り途中から狙っていた彩りの強い表現からラッパ的な表現に転換して乗り切る事になってしまいました。小さな傷も幾つか有り。。

しかし、合唱団の皆さんや三澤さんには喜んで頂けたので、任務はなんとか完了と言うところでしょうか(笑)

その人の音楽はその人の人生と共に常に変化して行く物。進化して行きたい。。

このロ短調と昨年の12月のマニフィカトは三澤さんに指名して頂いての本番でした。久しぶりにお会いした三澤さんの音楽は以前よりも遥かにパワーアップしてエネルギッシュ(この表現が相応しいかどうかは判りませんが、良い意味でとって下さいね!)
お忙しいのに凄いです。

最近楽器の技術云々より、色々な方から音楽そのもののイメージやアイデアを受ける事が多い。。それにより、技術的にも何が必要かはっきりしてくるし、正しい選択も出来る様になるのを感じています。

暫く大きな本番から離れますが、この期間に自分の中を整理し目指す所に少しでも近づける様に、次のステージで良いパフォーマンスが出来る様に準備をしたいですね。