歯のメンテナンス | HARUのブログ

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ラッパの事、普段の事、色々。

管楽器奏者に取って歯はとても重要です。
楽器の一部。

少しの変化でも演奏に大きな影響を与える事が少なく有りません。
特に、金管の中でマウスピースが小さいトランペット奏者にとって、歯の状態は大事です。

日々の手入れは勿論の事、定期的に歯科で検査を受け歯石を取ったりしていたのですが、つい、面倒で2年以上歯医者に足が遠のいてました。

見事に2カ所虫歯があり、歯石も。。。
虫歯は軽くて治療は対した事は無かったのですが、問題は歯石取り。

どれくらい取るか?
この歯石取りで結構ラッパの調子に影響が出るんです。

先ずは歯周病に良く無い歯茎と歯の間のポケットに有る物は取る。
虫歯より歯を無くす可能性が大きいのでこれは大切。

さて、私は下の前歯の歯並びが極端に悪くラッパ向きでは有りません。犬歯がドラキュラ並みでその間の4本もガタガタ。因に舌も極端に短い~これはオトガイ筋と言う筋が舌の先端近くまであり、筋の先端から舌先まで1cmありません。所謂、舌の長さが1cm未満。。。まあ、それでも吹けます。。
下の歯の裏側は一番歯石が付きやすく、しかも歯並びの悪い私は特に付きやすい。日頃気をつけていますから虫歯になった事は有りませんが、歯石だけは専門家のメンテナンスが要ります。少しずつ取ってもらっていたつもりが、実は10年程そのままになっていました。これは、楽器に影響が有ると話したので歯科医と衛生士の判断で歯や歯茎に悪影響が無いうちはそのままにしておいてくれた様です。
しかし、ずっとそのままはリスクがアル。
それと、ラッパ上で7年程前から気になる事が有ったので思い切って全部取る事にしました。

見事にすっきり。

しかし、加齢や歯石の影響で歯茎が下がっているので歯石を取った後の歯間には以前より小さな隙間から大きな隙間が出来ます。。。
この様な変化がラッパの調子に影響する。
時間さえかければ元の調子に戻るのは判っていたのですが、どれくらいの影響があるかはやってみないと判らない。

結果、気になっていた事は少し良い方向へ、しかし、調子は微妙です。
楽になった所と、やはり違和感が有る所と両方。
まだ、歯石を取った歯茎が楽器を吹くと微妙に痛かったり治療の影響も消えていません。

まあ、仕事は待ってはくれませんから、コントロールしながらゆっくりまた新しいバランスを作っていかないとなりません。比較的スケジュールの楽な時期を選んだのですが、さて、トランペットアンサンブルまでにどれ位回復しているか。。。焦ると本当に調子を失ってしまいますし、幸い何度かの経験が有りコントロールも利く範囲。少し、慎重なトレーニングが要ります。