べにやコンサート無事に終わりました。
頭の中に描いた雰囲気の通りのコンサートになったと思います。全てのタイミングが揃い、みなさんの協力があり実現が出来た事。お客さんと良い雰囲気で良い時間が創れたと思います。
軽食も美味しくて、軽食とは言えない位の素敵さでした!もちろん、珈琲は言うまでも無く!!
お客さん、べにやさんの方々、Oさん、全ての方に感謝です。
チェンバロのOさんには前日のコンサートと続けたとは言え、遠い所に楽器も運んで頂いて、それが無ければ予算的にも大変に厳しく実現は不可能でした。多大なる感謝を表したいです。
1回目が上手く行く事がとても重要。最初に良いイメージが組立てられれば、あとはそれを改善を加えながら発展させて行く事が出来ます。
思い付いてからしばらく行動に移さなかったのもいろんな条件のタイミングが揃わなかったから。。
Oさんが無類の珈琲好きと言うのも大きな好条件の一つでした。
コンサート終了後、店主のSさんと珈琲談義。名古屋から駆けつけてくださったKさんと余りにマニアックな話に笑が止まらない程。。珈琲の指定関係や流派とも呼べる流れにまでOさんが詳しくて。。。
11時半に店を後にするまで珈琲を戴きながらdeepな話になりました。
珈琲は世界中で一番飲まれている飲み物であり、たかが珈琲とはとても言えないんですね。
僕は好きだから飲んで居るだけですが

余談ですが、イブラヒムモカを仕入れているのが、僕が原因だと初めて聞かされました~爆笑、この豆仕入れるの大変なんです。多分無くてもお店としては困ら無い。毎月、この豆は400g位はウチで飲んでいる位のお気に入りですが、そんな事になっていようとは

店を出てからOさんと食事に出ました。
音楽の話の方ですが、こちらも前日の食事からかなり深い話をしました。
時間をどう感じるか、自分の感覚で感じ取り判断する事、熟成の時間が必要な事、本当の意味でのサウンド、他にもたくさん。。
熟成についてはSさんの本業の仕事についての話もお店で出て、楽器の技術や音楽と全く共通する事が面白かった。
自分や弟子が育つのを待つと言うことがとても大切な事。勿論、努力は当たり前。
べにやコンサートの前日に行われOさんも出演されたコンサートを聴き、主催のチェロのTさんが素敵でした。自分で感じた事を自分の言葉で演奏されて居てそれが多彩、やはり一緒に何かをやりたいと本当に感じました。本当に素敵なコンサートだった。
自分が共演したいと思う時は楽器の種類がが先に有るので無くて、共感した人と共演するには何が出来るか考えて居る事が多い。編成は後から考えている事が多い(笑)
勿論、スタンダードや編成から考える事もありますし、チェンバロとラッパみたいに合うと思った組み合わせから思いを広げる事もあります。
でも、音楽に動かされる事が一番。
だから、同じ楽器に共演したい人がかさなる事もあり

いろんな人と会話するのが楽しい様にいろんな音楽の中でいろんな人と音で会話するのが楽しいし、そこに聴き手が加わり共有出来るのが理想です。
その為に技術も音楽も磨く。
内面を育てる。
内面を育てるには、自分の周りだけに有る1方向からの常識に囚われて居ては成長なんてあり得無いし、常に感覚をオープンにしながら、当たり前な事ながら自分の感覚を失わない事が大切。
音楽をする事は形を作る事で無く、1人で有っても、複数なら音やその他で会話をしながら、その瞬間毎に"創る"事だと改めて確信してます。
生きて居るウチに何処まで行けるでしょうね
