ややこしかった相続手続きが、もうすぐ終わりそうです。

ジジが亡くなったときおばけ、一旦
「全てをババが相続」
という形にして、手続きしようとした事がありました。

色々と無知でしたのでね、そうしておけばババの貯金札束が増え、施設の費用の方も安心だと、単純に考えたのです。
そしてババが亡くなった時、まだお金が残っていたら、それを姉妹2人で分ければいい…と。

しかし認知症の老人であるババが相続人になるという事は、そんなに簡単な事ではなかったわ真顔
ババ本人がサインをしたり、役所に行ったり出来ないことで、最初に印鑑登録をしようとした所からもう、カツッと躓き。

委任状? わかるわ真顔ウンウン
でもそれにサイン鉛筆をするのも難しいのですから。




こうして何とか印鑑登録し、印鑑証明書だけは貰って来たんですけどね。

マイナンバーカードがあれば、住民票をコンビニで取れるというので、
「じゃ、ババのカードを作ろう上差し
と思い、スマホで写真を送ってみたんですよね。
正面向いた写真を探し、斜めになった顔の向きを修正し、アプリで背景を消し…送信…とスマホ

すると後日、返信が。




その頃コロナ真っ盛り。面会禁止ですのでね、新たな写真を撮る機会もなく。
嫌になったわ。
道のりが険しすぎて真顔

ということで
「そんなときは成年後見人を立てる」
とお国は言うのでしょうが、調べると初期費用と毎月渡す報酬の負担が大きいのです。
何かしら動いて頂く月ならともかく、何もして貰う用事がない月までも、月々のお給料を人様にお支払いするほど、我が家に余裕はありませんのよ。ホホホホホデレデレ
そのうち貯金が尽きて、滞るかもしれませんよね、お給料がね。
そして結局…




という話になり。途中でやめ、敢えてこの2年半、放ったらかしていたのです。

なので今回、ババか亡くなったタイミングで、もう一度相続手続きの勉強をし直し、そして

・「ジジの相続おじいちゃん」プラス、
・「ジジの相続人兼、被相続人のババの相続おばあちゃん

…という形で、2人纏めて手続きしました。

ジジが亡くなってから月日が経っていることを、どこかで咎められるかと思いましたが、全然OKOK

こうなれば相続人は、自由に動ける姉と私だけなので、住民票や印鑑証明を取るのも楽々で。もちろん委任状の類は一切いりませんのでね。

姉の義母さんが一昨年亡くなったとき、事務の仕事歴が長い義姉さんが、司法書士を頼まず、ご自分でやったという例が身近にあり、私達姉妹も
「やれるんじゃない?ひらめき
ということで、自分達で調べ、法定相続情報一覧図や遺産分割協議書を作りました。

私のパソコンは古過ぎてPC使えないので、書類作成は姉が頑張り筋肉
役所関係への問い合わせも、平日休みの人でないと、なかなか難しいですね。
これも姉が平日休みなので頼りましたが、私も半休を何度か取りました。

素人がやるので後からミスが出てきたり、勘違いがあって修正したりで、進んだり戻ったり…と。
しかし役所の方、銀行の方、殆ど皆さん凄く優しいです!




なんか色々勉強になり、賢くなったような満足感がありましたよ。
…といっても、次に活かす機会がないのが、ほんと残念なんですけどね。

…長くなりそうなので、次回へ続く

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