元旦から地震、飛行機事故、と痛ましいニュースに言葉を失う三が日になってしまいました。
被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます

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1月2日の晩、片付け等しつつ、横目でドラマを。
「義母と娘のブルース」の続編、お正月スペシャルです。
真剣に見ていたわけでもないのですが、後半、思わずテレビに寄って行った場面が。

主人公の義母お母さんが頭を打ち、意識不明で病院にいるシーン。
気付くと川のそばに立っていて、渡し舟が。
船頭さんは、亡くなったご主人お父さん
「成仏できない人は、順番で船頭をするんだ」
なんて言っていました。主人公が
「○○さん、まだ成仏していなかったんですか…」
なんて言う所、舟に乗せて貰えなかった主人公に意識が戻り、娘に
「○○さん、働いていました。シフト制だそうです」
と報告する所に笑いましたニヤニヤ
三途の川をドラマで見られて、ババを見送った身としては、タイミング的に面白かったです。

幸せに過ごしていいのか…と、心が固くなるようなお正月。
フッと気持ちを緩めて貰いました。

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話変わって…。
8日、ミニ仏壇を置いていたボロボロのテレビ台に代わる、リビングボードが届きます。




ババが亡くなった、この機会に綺麗な物に…と。

しかし心の半分では
「ま、ボロボロの台でも、ジジババは気にしないだろうけどね」
と思っています。
これは「仏壇コーナーを、ちゃんと整えてあげたい」…という、私の自己満足と見栄ですね。

以前、霊園の管理者であるお坊さんが
「供養は、残された方の為のもの」
と仰っていました(供養を通して仏教に触れる事で、生き方を学ぶ…だったかな)
私もその意味が、少しずつ分かるようになりました。
感謝の気持ちがベースにあれば、たまに亡き人を思いつつ、人生を大事に使っていくだけで十分なんだよなと、本音はそんな所です。

しかし受け止めるのに時間がかかる方、悔いが大きい方は、供養が支えとなる場合もありましょう。
お坊さんの法話に救われることもあるでしょうし。

どう供養したらいいのかわからない…という人の為に、大昔、何回忌だとかお盆の迎え方のような「供養の型」が作られたのかなぁ、なんて想像してみたりする、にわか仏教徒の私。
考えるより、決まり事に従った方が「楽で安心」という気持ちは、昔から皆の中にあるんだろうな、とか。
なので本当は、我流でいいんだろうな、なんて思っています。

私の場合、亡くなったのが高齢の親なので、切羽詰まった思いはなく、供養は心穏やかなもの。
なので真面目な仏教徒の方から殴られそうグーハッですが、初めて仏壇というものを買い、花や食べ物など供え、手を合わせ始めたときお願い
「これは…大人の真面目なオママゴトだな真顔
と思いました。ゴメンナサイ

しかし忙しさに紛れ、感謝を忘れ、だらしなく生きて行きそうな私。
仏壇など形あるものや、法要などの区切りを、ある程度は取り入れた方がいいタイプかなと。
気持ちがシャンとしますしね。

それにそこに魂が有ろうとも無かろうとも、お墓を綺麗にしに行ったり、話しかけたりする人の心持ちが、私はとても好きなのです花束




そしてその報告を受けたお婆さんも




なんてガッカリなセリフは言わず。

…ということで、私はこれからも、古い型を取り入れつつの自分流供養、という感じでやっていこうと思っていますニコニコ

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