葬式絡みの話が一度では書き切れないので、2~3話に分けて書いていこうと思います。
まずはご住職編
今回も、お寺さんは、セレモニーホールの方で、同じ宗派のお坊さんを捜していただくことに。
じいちゃんの時のご住職は、とても心ある方で、ワタシ的には大当たり
第一希望でしたが都合がつかず。
別のお坊さんに来ていただくこととなりました。
開式前、お布施を持ち、控え室にご挨拶に。
お年は50代後半〜60代前半くらい。とても熱い方だったようで。勿論それは、とても有り難いのですが…。
お話が長く、なんと30分を超え。
足は痺れるし、開式時間ギリギリとなり、内心焦り
途中から、ずっとお坊さんの向こうにある時計を見てたよ、私。
少人数での小さな小さな式だからこそ、来ていただいた方とお話したりして、キチンと対応したかったんですよね、本当は。
セレモニーホールの方で棺に入れる色紙を用意してくれたので、皆さんに一筆お願いしたかったし。
そういった時間が、ほとんど取れなくなってしまいました。
そして開式。
同じ宗派でも、お坊さんによって、やり方は全然違うのですね。
ジジの時とは「別の宗派か」と思うくらい、違っていて。
棺の頭まで行って、不思議な動き。意味が何かあるのでしょうね。皆、注目
動きが大きいのよね、全部の。お辞儀も深~く深く、アップダウン激し目。
そして、やたら妙鉢や鐘を派手に鳴らしまくるので 耳をやられそうに…。
そのうち踊り出すんじゃないかと思ったわ。
「お坊さんのワンマンショー的な…」
とすっかり引いてしまい、涙も引っ込みました。
お祭りじゃないんだからさ、たいがいにしてよ。
火葬場での会食のとき、従兄弟達も
「気持ちよくなっちゃってたね〜」
「酔いしれてたね~」
と言っていて、皆で苦笑いですよ
控え目で、目立たないタイプのうちのババが、人生最後で初めて主役となれるかと思いきや…。
坊さんに、完全に奪われましたわ
来てくれた会社の友達は、義理のご両親を、春・夏と、たて続けに亡くしたばかり。
「うちのときは2回とも、もっと普通の静かなお坊さんだったから、ほんとビックリしちゃってさ…。でもさ、魂込めてくれてたんだよ、きっと」
ですって。
そうだよね、ウチみたいな小さな式の規格からは、ちょっとハミ出るパフォーマンスだったけど、熱量だけは感じたものね。
有り難いよね…感謝、感謝です…けれど…。
「質問や相談、悲しいときなど、いつでも電話して下さい」
と、言って下さったのですが。
しないと思うハイ
ポチッと応援お願いします
にほんブログ村