今から3年前くらいの、要介護3だったときの話です(今は要介護4)。
回顧録なので話が前後しておりますが、よろしければお付き合い下さい。



クローバー      クローバー      クローバー

認定後、はじめての夏になりました。
ちょうどデイサービスが楽しくなってきた頃。
お風呂場で転び、腰を強打。救急車🚑で整形外科に運んでもらいました。

痛みはあるが骨折はなく、ひとまず安堵。
その場で
「帰っていいですよ」
と言われたのですが、すでに時刻は夜11時オーバー。その上、台風の最中というタイミングの悪さ。




こんな時間に介護タクシーを呼ぶのも申し訳ないと思い、一泊だけのつもりで、こちらからお願いし入院させてもらったのでした病院

遅い時間なので個室となり。
翌日行くと…




帰れるのかと思いきや、検査、検査と入院はのびました。
胃潰瘍の時のように、一気に足腰が弱るのではと気になった私キョロキョロ
念入りに調べてくれるのは、勿論ありがたいのですが。
痛みはどの程度か。今まで程度は歩けるんだろか。
そんな気持ちで3日も経ちました。

若くて少々感じの悪い医師が、看護士達を引き連れて部屋にやってきました。
そして症状には触れず




というような事をペロリとおっしゃる。
それもじいちゃんの目の前で、入所話を続けるのです。

ちょっと配慮足りなくない?要介護3だって、話がわかってショック受けるかもしれないじゃん…とカチンときた私ムキー
しかし悔しい事に、じいちゃんはウツラウツラし始めました。チッキショー。




社会に出てもう30年以上。色んな会社で揉まれてきた。難しい人達と働き(そういう自分も難しいクチか)経験として学んだし、いいサンプル沢山見させてもらった。
お陰で若い頃に比べ、だいぶ角が取れたつもりだった私…。
なのにいまだにこんな時、一瞬で昔の自分が蘇り、心の中で「カッチーン、カチンコチンムカムカと来てしまったりするのです。




修行しても妙な正義感って、なかなか抜けないもんですね。
ま、すぐさま「ちょっと~ムキー」と言わなかっただけでも、少しマシになってるって事か。




キツくならない程度に、しかしハッキリと伝えたつもり。穏やかに、冷静に。

だけど私は昔っから顔に出る真顔ゴクリ
グッキリ顔の私の怒った顔って、自分が思っている以上に怖いと思うの。
冷静ぶったつもりでも、ムッとしていること、バレてただろうな~。


上差し心の声ですの。ホホホニヤニヤ

若い医師は、先程と打って変わり、歯切れ悪くゴニョゴニョと何か言い、部屋を後にした。

しばらくして超笑顔爆笑のイケてる理学療法士がやってきた。じいちゃんの身体の動きをチェックしたり、ストレッチさせたりしてくれた。




そして翌日から退院当日の朝まで、ビッシリとリハビリ予定を入れてくれ、歩かせてくれたのでした。じいちゃんも頑張った。お医者さんアリガトよ。
看護士さん達の手際のよいオムツ交換のコツも、見て覚えた。




帰ってきたじいちゃんは、一時的にですが、入院前より動きにキレが出て、リハビリの効果を実感したのでした。感謝お願い




しかし差額ベッド代は痛かった。
一週間ちょっとの入院で、10万軽く超えた札束入院費。ちょっと転んだだけなのにさ滝汗

介助、オムツ替えのコツとともに
「今度入院した時は『大部屋希望』と必ず言う」ということを学習した娘なのでした真顔言うわ~言うわよ~お札


(はじめての手術へ続く)