桜は散ってしまった所がほとんどですね。

それに代わって新緑が美しい季節になってきました🌱☘️🍀


4月11日。

京都市動物園を出た後、平安神宮に参拝だけしに行きました。


「平安神宮 仁王門」

(京都市左京区岡崎西天王町)


大河ドラマ「光る君へ」は平安時代ということで、特に今年は紫式部と源氏物語ゆかりの地へ訪ねたいと思います。

大河ドラマの感想は賛否両論あるでしょうが、私は毎週楽しみに見ています。

何より今までほとんど知らなかった平安時代に興味が湧いてきたのが、1番の収穫です。


平安神宮は大内裏の建物を復元したもので、平安時代を感じることができます。

「光る君へ」で吉高由里子さんらが五節の舞を踊ったシーンは、この平安神宮でのロケだったそうです。


《明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念して京都で開催された第四回内国勧業博覧会の目玉として創建された。


社殿は、平安京大内裏の朝堂院(八省院)を約8分の5に縮小したもので、正面の門は応天門、外拝殿は大極殿を模している。》


「平安神宮 大極殿(外拝殿)」

ここから本殿に向かって拝みます。

御祭神は桓武天皇と孝明天皇。


外拝殿の向かって左側が「白虎楼」


外拝殿の向かって右側が「蒼龍楼」

奥の神苑の桜が少し見えていて綺麗です。

この日枝垂れ桜は満開だったそうです。

後ろ髪を引かれる思いで後にしました🥲


岡崎公園は、内国勧業博覧会跡地に道路を開き、平安神宮に寄付した残地に花木を植え、公園地に指定されて生まれたそうです。


その中の庭園。

素晴らしい桜が咲いていました🌸🌸🌸






この後は3時に予約していたカフェ「リグナム」に行きました。

雑誌やガイド本によく載っているカフェですが、私も大好きです。


特に季節のパフェ。

現在はオーナーお一人で作ってはるそうで、パフェは時間がかかるので予約した方がいいようです。


着いた時には足がクタクタでどっと疲れていました。

でもパフェがきたら、シャキーンです😊


「淡雪×抹茶×苺」


うん、今回もステキで美味しくて満足です。


本当は前の福田美術館でもそうなんですが、苺ばかりのパフェが食べたかったんです。

でも、季節限定にはタイミングが合わなくて。

いつかリグナムの苺パフェが食べたいです。

ミルクコーヒーっていうのもいいですね。

熱々で出してくださるし、心まで温かくなる気がします。


カフェの後。

京セラ美術館辺りの桜が綺麗だったので見に行きました🌸🌸🌸


京都国立近代美術館と平安神宮大鳥居




見えている建物が京セラ美術館。




チラチラ緑が見えていますが、それも綺麗です。





岡崎さくらわかば回廊

千石舟




京セラ美術館の日本庭園へ。

外からでも庭園には入ることができたんですね。


「村上隆 もののけ 京都」出品作のひとつ。

「お花の親子」



最後に。


「京都国立近代美術館」

(岡崎円勝寺町・岡崎公園内)


《1963年に国立近大美術館の京都分館として設置され、1986年から平安神宮の参道と琵琶湖疎水に面した現在の建物で活動している。

当館は、京都を中心とした西日本の美術に比重をおきつつ、国内外の近・現代美術作品の収集、保管、調査研究、展示を行っている。

特に京都の近代日本画や工芸作品は優品がそろっている。》


「没後100年 富岡鉄斎」

京都では27年ぶりの鉄斎展。

4月2日から5月26日まで(4期の展示入れ替えあり)


富岡鉄斎は名前は知っている程度でした。

前から京都国立近代美術館に入ってみたかったので、いい機会だと思って行きました。


富岡鉄斎展は3階。


企画展示室


《京都を中心に、近代美術に足跡を残した作家の回顧展、海外の巨匠の作品展はもちろんのこと、国内外の美術や工芸の幅広いジャンルにおいて新たな見方や動向を紹介する展覧会や、ファッションや建築を含むデザイン分野の展覧会など、当館の特色あふれる企画展を年に5回程度開催している。》




富岡鉄斎


《世に「最後の文人画家」と称えられる富岡鉄斎(1836〜1924)


幕末、京都に生まれた彼は、石門心学を中心に儒学、国学、仏教など諸学を広く学びながら同時に、南宗画、やまと絵など多様な流派の絵画も独学し、深い学識に裏付けられた豊かな画業を展開した。


良い絵を描くには「万物の書を読み、万里の路を行く」ことが必要であるという先人の教えを重んじた彼は、何を描くにもまずは対象の研究に務め、鹿児島から北海道まで全国を旅して各地の勝景を探った。


そうして胸中に思い描かれた理想の山水を表出し、人間の理想を説いた鉄斎の絵画は、生前から今日まで国内外で高く評価されてきた。


幕末に人格を形成して明治初期には神官として古跡の調査と復興に尽力し、やがて官を辞して市井の画家として生き、大正13年(1924)年の大晦日に数え年89歳で亡くなった鉄斎は、令和6年(2024)年末で没後100年を迎えることになる。


本展では、この記念のときに向け、彼の画業をあらためて回顧する。

室町通一条下ルの画質を彩っていた文房具や旧蔵本、筆録なども取り上げ、都市に生きた彼の日常も垣間見れる。》


(京都国立近代美術館のインスタから画像をお借りしました。)








言葉では上手く言えませんが、個性的ですね。

全国を旅して歩いて描いたという現実味が感じられます。

壮大で迫力があり男性的な絵だと思います。

ど素人な感想ですみません。


本当はこの日、昼ごはんを食べたらまずはこの富岡鉄斎展に行きたかったのですが、ハルカが京都市動物園が先がいいと譲らなかったので、カフェの予約時間もあったし、桜がなるべく散ってしまわないうちにと思い、最後になってしまいました。

なので、もう疲れていました。

小さい美術館かと思っていたのですが、なかなか展示物は多かったです。


4階は、コレクションギャラリー。


《コレクションギャラリーでは1万3千点を超える所蔵品の中から、日本の近・現代美術の代表作や記念碑的な作品を含めつつ、企画展の内容にあわせて年間5回程度の展示買えを行いながら、コレクション展を開催している。》


令和6年3月14日から5月26日までの、第1回コレクション展でした。


正直知らない作家がほとんどでしたので、まわるのがしんどかったです。


西洋近代美術作品選のピカソは、私が子供の時、ピカソの作品が日本に来るとブームだったようで、家族でどこかの美術館に行ったのを、薄っすらと覚えています。

うちの家族には全然受けませんでしたてへぺろ


芸術感覚がないのでよくわからなかったのですが、私好みの綺麗な壺などが並んでいるなと思ったのが、河井寛次郎の作品でした。

前から河井寛次郎記念館に行きたいと思っていたので、わくわくしてきました。


ようやくまわり終えると、休憩スペースに座りに行きました。

大きな窓があり、そこからは平安神宮の大鳥居が目の前に、東山連峰を一望でき、金戒光明寺などが見えました。

ここからの眺めがとてもよかったです。


とりあえず疲れが回復すると下りていきました。

1階にはミュージアムショップやカフェがあり、自由に入れます。

またカフェに行ってみようかな☕️😃


地下鉄東西線東山駅へ。

大好きな白川沿いの道から🌸🌸🌸











京都からの帰りは、京阪電車のプレミアムカーで料金を追加して指定席に乗るのですが、やはり人が戻ってきてからは夕方のラッシュ時は埋まってしまっていました😂

乗れるのが50分後だったので、普通に特急に乗りました。

途中で座れましたが、もう京都行きでは最高にキツい1日になりました。

これからますます歳いって、足腰が弱くなって京都に行けなくなったらどうしようと今から心配になってますえーん



読んでくださり、ありがとうございました{emoji:005_char3.png.おねがい}