つづき・・・
≪今日の予定≫
8:00 京都駅のミスドで朝ごはんを食べて、
【醍醐寺】へ桜を見に行きます!
最初は電車で行く予定でしたが、
【京都醍醐寺ライン】という、
バスがあることを発見!
電車は乗換が必要で、
『醍醐寺駅』からも歩かなければなりませんが、
このバスは乗り換えなし!
醍醐寺まで行くようです。
(運賃:280円)
バス停は、宿泊しているホテルの目の前でした
またホテルに戻って来ちゃったw
目的地の方向は南(青色矢印)なので、
ホテル前のバス停からだと思ったのですが、
Googleマップさんは、
「反対側のバス停へ行け!」と言っている・・・
どういうこと?
とりあえず、Googleマップを信じよう。
『京都駅八条口 H4』乗り場
ですが半信半疑
不安になり、バス停に並んでいたOLさんに、
「このバスは醍醐寺に行きますか?」と聞きました
このバス停が『醍醐寺行きのバス停』で
間違いないそうです。
そうなの???
『醍醐寺行き』と書かれたバスが本当に来たので乗り込む。
8:53発 京阪バス 301 【京都醍醐寺ライン】
目的地の方向は反対なのに・・・
京都駅で烏丸通へ。
目的地の方向に向きましたw
このバスは路線バスとは違うようで、
停車するバス停の数も少ない。
高速のような場所を走ったり、
トンネルの中を走ったり・・・
結構良いスピードで走る場所もw
車内は乗客全員が座れるくらいの混雑具合。
これは着席していないと、
ちょっと危険なスピードのバスかもしれません
途中、『名神起工の地』と書かれた場所が。
『名神高速道路』が
日本で初めての高速道路なのですね!
中央道や、東名ではないんだ!
バスの所要時間は約35分
電車よりも早く、
運賃も安く、
楽ちんに!
9:30 【醍醐寺】の駐車場にあるバス停に到着!
【醍醐寺】は1598年、豊臣秀吉が
『醍醐の花見』を催したお寺です。
駐車場を出て参道に。
満開の桜
駐車場から一番近くの【霊宝館】へ。
拝観券(三宝院・霊宝館・伽藍)1,500円を購入
中へ入ると・・・
大きな枝垂桜!
ちょうど見頃♪
いったい、樹齢何年なのだろう・・・と思うような桜の木も。
素晴らしい!!
すでに大興奮!
仏像棟の中を拝観。
建物の中の宝物よりも、
大きな枝垂桜が本当に見事なところでした。
外へ出て、満開の桜のトンネルを歩き、
9:55 醍醐寺【三宝院】へ。
受付を入ってすぐにある【太閤しだれ桜】
見事!!
まるで滝のようです!
玄関から中へ。
【葵の間】
襖絵には『葵祭』の様子が描かれているそうです。
隣りの【秋草の間】の襖絵には
『秋の七草』の風景が描かれていました。
【表書院】へ。
この格子の窓って、こうやって開けるのね!!
【表書院】の襖絵には・・・
ソテツ!?
蘇鉄の襖絵なんて、初めて見たかも。
スズメと蘇鉄が描かれていました。
引手には菊花紋章が。
『釘隠し』には
菊花紋章と五三桐
表書院の縁側からは・・・
素晴らしい庭園!!
これこそが『名勝』だと思う!!
昨日の知恩院の方丈庭園は、何だったのだろうw
この庭園は、豊臣秀吉自らが基本設計をしたのだとか。
わたしが訪れた時は、通常非公開区域となっている
「本堂(弥勒堂)・奥宸殿」が拝観できる
『三宝院特別拝観』が行われていました。
拝観料は別途500円
もちろん拝観します!!
新しい襖絵が描かれた戸襖には
新しい引手が。
黒に金の紋章。
畳の縁は
格式のある『大紋高麗縁』
【純浄観】の縁側からの庭園
なんて素晴らしいのかしら。。。
秀吉さん、ありがとう!!
豊臣秀吉って、芸術の才もあったのではないかしら。
秀吉さんのおかげで、
この素晴らしい庭園を眺めることができる。
いまは一般庶民のわたしたちでさえも!!
まさか一般庶民がこの庭園を眺めるなんて、
思いもしなかっただろうなぁ~
木戸に描かれた1羽の鶴も、
欄間の細工も、
飾り金具も、
何もかもが素晴らしい!!
「天下の三大名棚」の1つ、
【奥宸殿】の違い棚 『醍醐棚』
こちらの木戸にも絵が描かれている。
雀と梅の木?
こちらはボタンの花?
【三宝院】は体感できる美術館という感じでした。
国宝級の美術品を、間近で鑑賞できる!
こんなセキュリティーで大丈夫かしら?
と心配になってしまうほど
約30分、【三宝院】を拝観しました。
表へ出て、
2010年に修復された【唐門】
朝廷からの使者を迎える時だけに開いた門(勅使門)
だそうです。
菊花紋章と、ここは五七桐
五三桐の紋も、五七桐の紋も
豊臣秀吉の家紋です。
【西大門】(仁王門)
この門の仁王像は、奈良の東大寺の南大門に
祀られていたものだそう。
【西大門】から伽藍(がらん)エリアへ。
【清瀧宮】の流れるような枝垂桜も見事!!
そして・・・
大きな【五重塔】!!
桜と五重塔のコラボレーションが見れるのは
1年で今だけ!!
下からは、
綺麗に並んだ垂木が美しい~♪
こんなに大きな縦長の木造建築物を造れるって、
すごい事だと思う。
しかも、951年に完成した平安時代の建造物!
1000年以上前!?
醍醐寺の本堂【金堂】にお参り
醍醐寺の境内はとても広いです。
その広い境内に、
本当にたくさんの桜の木があります。
秀吉の『醍醐の花見』が有名ですが、
平安時代から『花の醍醐』と呼ばれるほどの、桜の名所です。
西国三十三所第十一番札所の【観音堂】を参拝し、
池に赤い橋のかかった【弁天堂】へ。
『下醍醐』はここまで。
さらに約1時間、山を登っていくと
『上醍醐』へ行くことができるようですが・・・
ちょっと無理かな
11:10 【弁天堂】の橋の手前にあった
【お休み処 寿庵】で一休み。
わらび餅 650円
店内で食事ができるようですが、
ぜんざいや、わらび餅だけなら、
外で注文・販売していました。
柔らかく、ほんのりした甘さのわらび餅
美味しかった♪
来た道を戻ります。
11:35 【総門】
駐車場から境内に入ってしまったので、
この門をくぐりませんでした
今年は『醍醐寺開創1150年』の年なのですね。
【醍醐寺】
本当に桜が見事なお寺でした。
桜の季節に京都へ来るなら、
ここへは絶対に行った方が良い!
2時間、満開の桜の中、
境内をゆっくりと拝観しました。
大満足です!!
つづく・・・