こんにちは!裾野市ハルポピュラー音楽教室ピアノ講師の山田千春です
「何回もくり返し練習しているのに思うようにピアノ弾けなくてイライラしてきます」
「どうしてもうまく弾けなくてだんだんパニックになってきます」
ダントツ多いピアノお悩みごとです
私はピアノはじめて約45年、数え切れないくらい経験してきてます
みなさんが思うようにピアノが弾けずにイラつく気持ちは実体験している分、自分事のようにわかります。
結論!
どんなに好きな曲だろうと思うように弾けない、できない壁に必ずぶつかります。
だからこんな症状はあって当たり前と思ってしまいましょう!
くれぐれも才能がないから、センスがないから、ではないですよ!
個人差があるだけです
→ピアノを両手で弾くのって苦手、私ってセンスないのでしょうか??
②リズムはわかっているか
③指の使い方は適切か
④姿勢が整っているか
⑤ポジション取りに無理がないか
まずは①と②がわかっていなければ曲は弾けないです。
①使う音がわかっているか
使う音がわかっているか、楽譜見ないでスラッと言えますか?
楽譜見ないとまだわからなくて、最初はそれでもOKです
でも慣れてきたらだんだんと自分感覚に落とし込むようにしていくことがポイント
ようは頭で覚えたことを身体で覚える、ということ
1フレーズごとに細かく区切って声に出して読んでみるのもあり
「弾く」という運動動作の前に頭の中にある情報を出す
アウトプットして確認する意味で効果的です
②リズムはわかっているか
リズムは聴いて感覚でつかむのが1番の早道
たいていのものはYouTubeに演奏動画があがっています。どんどん利用しましょう
特にJ-pop、アニソン系の曲は16分音符の細かい音が多い。
楽譜上ですべて把握できるまでにはある程度時間がかかります。
なぜなら楽譜でリズムを理解するのは数字で理解することですから
1拍以下(8分音符や16分音符)の長さを数字で理解するのはけっこうむずかしいです
耳で聞き取るなら知らない音譜があっても感覚的につかむことができます
鼻歌が歌えるくらいによ~く聞きこんで下さいね!
リズム練習についてもこちらで解説しています
→両手で弾くのが苦手なのはセンスがないからではありません!!
→ピアノを両手で弾くのって苦手、私ってセンスないのでしょうか??
音の情報は譜面上で、リズムは聴いた感覚、上手にミックスして覚えましょう
ポップスピアノではやってなんぼの世界観、特にこの感覚必須です!
③指の使い方は適切か
根本部分の確認が終わったら次にやるのは指の使い方
頭に入れた音の情報を弾くという運動動作に変換することで弾けるようになります
身体で覚えるためにはある程度の規則性を決める必要があります。
それが指の使い方、つまり指づかいだと思って下さい。
・指使いはこうと決めたら浮気をしない!
・徹底的に体に叩き込む
数をやっているのに弾けないタイプの方、上の2点できてますか?
「どうやって指使い決めていいかわかりません」
まずは楽譜に書かれている指の番号を使って弾いてみましょう。
ただし100%正解ではありません
理由は手の大きさ、指の長さ、太さには個人差があるから
使い方の好みも個々によって違います
あくまで参考程度にということでとどめておくのが無難です。
ただポップス系、ポピュラー曲は指づかいが書いてないのがけっこう多いです。
特に難易度が上がれば上がるほど書いてない
こんな時は専門家に任せて相談するのが一番早いです
④姿勢が整っているか
姿勢が影響する場合もあります
足を組んでいたりしませんか?ダメですよ~
組むこと自体で余計な力を使ってしまいます
かかとが床につく人はしっかり床につけましょう
140㎝以上の身長だったら余裕でかかとがつくはずです
特に強い音、カッコいい系の音が欲しいとき、踏んばりきかせないと目当ての音がでません。
姿勢ってとっても大事ですよ~
姿勢についてはこちらで詳しく解説しています
⑤ポジション取りに無理がないか
たまごが入るくらいに隙間をあけて、軽くかまえる
手の構え方についてこんな風に言われたことありませんか??
ただこれは基本中の基本。ずっとこのままで、ということでありません。
基本の姿勢では逆に弾きづらくなる場合もあります。
みなさんなりに応用をすることが大事です
たとえば手が小さい(私がそうですが)オクターブ奏方の時には絶対にムリです
私がオクターブ奏法をする時は指を目一杯伸ばした状態、前に押し込むようなイメージで弾いています。
じゃないと目当ての音が弾けませんから
基本の姿勢、ポジションは時にはあだとなる場合もある、ということを頭の片隅に置いておきましょう
特に大人の方、特に40代以上の方にこんな思い込みが多く見られます
基本があれば応用もあるということを認識しておくことがポイント
具体的な応用のやり方は手の大きさ、指の長さで左右されます。
ここも専門科にアドバイスを仰ぐのが1番近道です。
原因と対処方がわかればあとは
実践、実践、また実践!これだけです
ピアノ講師はできるまでのアドバイス提示や応援はいくらでもできます。
ですが実際にできるかどうかはみなさん自身の取り組み次第
冷たい言い方になりますが、結局はやるかやらないかです。
解決方法がわかったらとにかく粘り強くやりましょう
苦労した分いざできた時、弾けたときのよろこびは格別ですよ
とはいっても、どうしても調子の出ない日もあります。
こんな時はスッパリ練習をやめる、あきらめましょう
頭に血が上った状態では改善はムリです
少し冷却期間をおいて再度挑戦すると、あら弾けちゃった!
なんてことざらにありますから^^
あとは実践、実践、また実践!!
ピアノは独学で覚えるのはむずかしいと言われています。
それは指の使い方や姿勢、ポジション取りなど身体で覚える
いわゆる運動動作を自身で分析、検証するやり方がわからない、それが独学で覚えることへのハードルの高さだと私は考えています。
裾野市ハルポピュラー音楽教室ではクラシック歴20年、ライブ、セッション200回以上、演奏の現場で培った知識をもとに
ピアノで1曲弾けるように、好きな曲が弾ける夢を叶えるお手伝いをしています
要望、ニーズにあわせてさまざまなレッスンコースをご用意しています
→そのほかにもニーズに応じて様々なレッスンコースあり
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