花沢さんが襲来するまで② | 熟女猫の毛深い手の上で

熟女猫の毛深い手の上で

初代:貫禄ある熟女猫・花沢花子
2代目:遊び至上主義者、将来の熟女猫・花沢八千代

お見合い当日。


いよいよウン十年にわたってあこがれ続けた猫との暮らしの第一歩かと思うと、舞い上がりまくり。


空を飛ぶような気分でかけつけ、チャイムを押すピンポン


あぁ、このドアの向こうに、きゃははは~のアメショがいるのねDASH!





「初めまして。どうぞ~、この子です」





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さ、さよなら、きゃはは~うふふふ~汗あははは・・・





ど、どうしたことっ?この迫力はあせる


とにかく、でかい!


が第一印象でした。





そして、次に戸惑ったことは、


目がグリーンだっ、が、外人っ。意思疎通は日本語でいいのか?というか外人とうまく私やっていけるんだろうか??


(写真では黄色っぽく見えますが、グリーンです)




かなり動揺しました。でも、そこは大人。おののきつつも


保護主さんの「この子なんですよ、かわいいんですよ」


と言われたとき、お世辞で


「え、ええそうですね、か、かわいいですね」


と答えるくらいの余裕は一応ありました





正直に言ってしまうと、ぱっと見、保護主さんのところにいた花沢さんの子供2匹のうち、細っこい娘ちゃんが一番かわいいと思いました。





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そして、愛嬌のよさは息子の太郎君がピカイチ




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初対面なのに、遊ぼう遊ぼうとさそってくれたり、すりんすりんしてくれて、飢えきった猫不足の土壌にしみこむしみこむ。


その頃の花沢さん・・・





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いつもはお客さんにツレない里子が、ある里親候補には懐いて離れなかった、といった運命的な出来事は皆無








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しかも、下にいたので上から見下ろすかたちになったせいか

何かこう不機嫌そうな顔に見えちゃったので、あぁ、やっぱり洋猫より日本猫の方が好きかも、なんて考えがちらっとよぎりました。




続く