くしくも旧暦元旦、新月のこの時。
おわりからまた
はじまりへ
ここでまた一区切り
そんな仕事終わりに
美味しい珈琲を飲みながら
読みたいなぁと手に取った本。
時々ふと思い出しては読み返し、
その度どこかで涙が溢れちゃう。
月末に予定している絵本自感のテーマが
『うまれる、わたし』ということもあるけど
ここ最近、なんだか出産前後のことに
想いが巡っています。
娘と一緒に生まれた
『お母さん』の、わたし。
色んな場所で、色んな人に
『お母さん』って呼ばれるけど
私が『お母さん』なのは
娘にとってだけ。
私を『お母さん』に
してくれているのは
娘だけ。
なんだろう
すごいなぁ
おっきいなぁ
こどもの存在って
もうそれだけで
日々
ご褒美だなぁって
しみじみ感じる。
こんなにもらっちゃっていいの?
って、ときたま想うけど
いいんだよね、
それだけ、頑張ってきんだものね。
娘に感じる
この愛おしさが
娘からの押し潰されそうになるくらいの"大好き"が
すべてを表してくれてるよね。
ああ、本当に、
お母さんにしてくれて
ありがとうね。
娘を授かったときのこと
ずっと私の中で一緒だったこと
はじめて見た顔、聞いた声、
握ったちいさな手の感触、
たくさんの驚きと発見と
できるようになったことと
もう見れなくなったこと
こうやって鮮明に
思い出させてもらえる本があって
良かったなぁ。
毎日毎日
そりゃあもう煩いくらいに
『おかあさぁぁぁん』って
呼ばれるシアワセを噛み締めて