1年前⑨ 6月2日 | お空の娘と地上の息子。2児の母ブログ

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2017年6月、26週で空に還った“はるちゃん”と家族の記録です。

6月2日、入院4日目。



出産後、アドレナリンが出ているせいなのか?ほとんど眠れず。


前日までは出してもらえたのに、産後は眠剤ダメなんだって…
麻酔の副作用で頭痛と吐き気が酷いし、ぺったんこになったお腹が悲しいし、眠れないし、一晩中泣いてばかりいました。


今思えば、母乳あげられないんだから眠剤出してくれても良かったんじゃないか…って思います。

眠れないから色々考えちゃうし、辛い夜でした。


ただ、眠れなかったんだから…はるちゃんを病室に連れてきてもらえば良かった。
一晩中、一緒にすごせば良かった…

なんで言えなかったんだろうとまた後悔しています。



そしてこの日は退院予定日。
なんだけど、診察で許可がおりなきゃ退院できないんだって。

外来の合間に医師が来て診察になるから、何時になるか分からないし、早ければ午前中に退院になるらしいけど、そもそも退院できるかも分からないし…


お迎えに来てもらわなきゃいけないのに、いつ退院が決まるのか分からないんじゃ困りますよねぇ。

ちなみに退院が決まったのは確かお昼頃。
バタバタしたくなかったので、午後退院にしてもらいました。


私が辛くなければ、翌日退院でもいいと言ってもらえていて、私も出来ればそうしたかったんだけど(せめてはるちゃんと同じ場所にいたかったから)お兄ちゃんがもう限界っぽくて。

お兄ちゃんの為にも、帰ることにしました。




お父さんとお兄ちゃんが迎えに来てくれて、最後に、はるちゃんを取り上げてくれた助産師さんがはるちゃんを連れてきてくれました。


お父さんが選んだ可愛いお洋服を来て、お母さんが作ったスタイをかけたはるちゃんはとっても可愛くて…ちょっと小さいだけで普通の赤ちゃんと何も変わらないのに。


ホント、何でなんだろうな…





はるちゃんを取り上げてくれた助産師さん以外、はるちゃんと私たち家族を会わせてくれようとする人はいなくて…1度だけお願いして連れてきてもらいましたが、何度も何度も「本当にいいんですか⁈」と確認された上でやっと会うことができました。


そんな感じだから自分からお願いすることができず…たくさんの後悔に繋がっています。





そんな感じで家に帰りましたが、実は退院後の記憶はあまりありません。

何から何までお父さんに任せっきりだったな…

お父さんだって悲しんでたはずなのに、思いやることができませんでした。





たくさん迷惑かけて、悲しませてしまったけど…この1年、優しいお父さんといつも明るいお兄ちゃんに支えられてきました。


家族が元気で、仲良く過ごせていることに感謝しています。
はるちゃんが気付かせてくれました。
せめてこの幸せな毎日を守っていけるように…出来ることを、頑張っていきたいと今は思っています。




***

まとまりが無く、やたら長くなってしまいました…
暗く愚痴っぽい文章にも関わらず、お読み頂きありがとうございます。
“1年前”シリーズはまだもう少し続きます。宜しければお付き合い下さいませ。



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