夢見る永遠。 | 春田蘭丸のブログ

春田蘭丸のブログ

願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 二十歳までの歳月が
 色濃く永遠に結びついていたのに、
 二十代の日々は
 ひたすら切なかった。
 三十代は切なさを感じる余裕もなく
 ただ苦しくて、
 四十代は寂しさもそこに加味された。
 そして遂にたどり着いた五十路。
 この路を越えた何処かに
 又きっと結びつける場所があるさ。
 そして本当の永遠に呑み込まれて、
 海になるだろう、
 空になるだろう、
 川に流れて根も張るだろう。