歌.250 | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 人ひとりがその生涯の中で巡らす物思いは無限と言っても過言ではないのだろう。しかし経巡る季節の中で感じ取れる物思いなんて所詮その都度繰りごとめくのも事実。
 だったらその繰りごとめく思いに徹底的に拘り、やがてその思いが擦りきれて、なにか他の思いに変容するまで、とことん思い続ければいい……
 という、これもまた繰りごとめく思いを託して一首。

繰り返す季節のたびに同じ歌アレンジ変えつつ幾度も歌え。