南方熊楠 | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 南方熊楠がテレビで紹介されていた。二十代の頃の一時期、私もこの巨人にそこそこ嵌まっていたものだ。実に人間味豊かな変人であると同時に極限の天才。横溢な精神力に導かれたその生涯と独創性漲る業績は圧巻だ。そして一体どれだけ時代を先取りしていたのかと、その先見の明にも感服させられる。面構えのアグレッシブな男前である事も含めて、兎に角、格好よすぎるよ。