今年の桜に貴女を思います。 | 春田蘭丸のブログ

春田蘭丸のブログ

願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 そろそろ桜の蕾も綻び始める頃だけど、一緒に花見を楽しみたい貴女は遠い空の下。だから先生、今年はそれぞれの桜の樹の下で一緒に花を愛でましょう。僕は、僕の樹の下で先生を思いながら花見酒に酔います。だから先生は先生の樹の下で、ほんの数十秒でいいから僕の事を思い出して貰えたら嬉しいです。
 そして季節が何度も経廻り、やがて、いつか訪れた春の日に、本当に先生と連れ立って花見を楽しめたら、どんなに素晴らしいだろう…と思いながら僕は今年の花に見惚れる事にします。だから先生は先生の桜の樹の下で、ツイッターの世界に棲息する何処の馬の骨とも知れぬ阿呆に呆れ顔で僕の事を思い出してくれたら…それで僕は十分に幸せです。
 そう、胸ときめく相手と連れ立って仰ぐ花は、どれだけ眺めても褪せる事なく、何度繰り返しても飽きる事のない、本当に美しく心踊る眺めなのだから。