少年の夢を乗せて、飛べ飛べ紙ヒコーキ! | 春田蘭丸のブログ

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願わくは角のとれた石として億万年を過ごしたい。

 録画しておいた『さんまのあんたの夢かなえたろかSP』を観た。今回の目玉はなんといっても沖縄の紙ヒコーキ少年だろう。11歳の少年なんだけど、本当に健気で感じのよい子だった。聡明で、人懐こさの中にシャイな印象も感じさせて、純朴だけれど礼儀正しくて。…今時これだけ子供らしい子供はそれだけで好感が持てる。本当に紙ヒコーキが大好きなリョータ君の純真さがひしひし伝わって来て、心からリョータ君の紙ヒコーキが無人島まで届いてほしいと願いつつ、酔いどれながら泣き濡れて観てしまった。
 だけど思い返してみても俺、リョータ君みたいに純真だった頃の自分って思い出せないや。たぶん私にはリョータ君みたいに大人たちから好感を持たれる子供らしい子供時代を持たず大人になってしまったのだろう。
 だから俺はいつまで経っても駄目なのだな。だけどリョータ君はきっと立派な大人に成長するだろう、良きお父さんになれるだろう。リョータ君と自分を照らし合わせてつくづく思う、幸せな子供時代を送れなかった奴は、大人になっても社会の迷惑になるだけだから、大人になる前に死ぬべきなのだ。~瞼の裏のお袋さん、あなたは、なぜ僕を殺してくれなかったのですか? というか、それ以前に、なぜ僕をこの世に産み落としたのですか?