こんにちは!ハルです。


為せば成る 

為さねば成らぬ 何事も

成らぬは人の
為さぬなりけり



上杉鷹山の言葉ですが、
山形県置賜地方の米沢では
今でも鷹山公の教えが
脈々と受け継がれている
土地と感じます



米沢織も受け継がれているの一つです

その歴史は古く

関ヶ原の合戦の後に

山形に入城した上杉藩が

藩の収益を上げるため

織物の素材となる青苧(あおそ)や

絹を生む蚕の餌となる桑

染料となる紅花などの栽培を進めたそう

上杉景勝と直江兼続の時代です。


そして、江戸時代後期には

上杉鷹山が米沢織を産業として確立し

武家の婦女子に内職として

機織りを習得させたといわれています。


そんな歴史のある

米沢織 


最近では現代風な小物も販売しています。

JRとのコラボをしていたり

がまぐちの小銭入れなんかも

(私の愛用品の一つです)





そして、米沢に鷹山堂という

ショップとカフェがあると聞いて

行ってみました。



可愛らしい織物の模様に
普段使い出来そうな
バッグなどが並んでいます
今はマスクも販売しているそう


後継者がいなかったり
しっかりと受け継いでいかなければ
大量生産の安いものに
埋もれてしまう可能性がある中で

伝統工芸を身近に持てると言うのは
地元での本来の姿のような気がします

カフェと併設し、
敷居高く感じられた伝統工芸を
身近に感じられる形にして下さった
米沢織の3代目さんに感謝したいです。



蚕を育てるために使っていた道具や
織物に使っていた糸巻きなんかも
カフェのインテリアです




カフェの横には
コーヒー豆の焙煎所があり
自家焙煎された
こだわりの一杯も楽しめます。





鷹山堂 Fabric & Coffee

山形県米沢市赤芝町1754