ベルリンの定宿を出てホテル近くのカフェで朝食を摂りました。店名がフランス語っぽかったのですが、おそらくモロッコ人経営のカフェでメニューの多くがムスリム系のものでした。ホテル近くにモロッコレストランがあるので同じ系列かもしれません。そこで食べたのはほうれん草とチーズとドライトマトのオムレツと付け合わせに出てきた胡麻たっぷりのブレッツェルのようなパン。パンは焼きたてで香ばしく結構ふっくらしていてとても美味しかったです。これにコーヒーをつけて18ユーロでした。ドイツ全土でトルコ人をはじめイスラム系の移民が多いですが、特にベルリンは大きなイスラム系社会がありレストランも非常に多いです。




昨日今日の地域公共交通機関のストでベルリンではバス、トラム、地下鉄が全面運休でした。ミュンヘンはストでも最小限の運行は確保するのですがさすがリベラル都市ベルリンはストはストですね。おかげで昨日今日とホテルから一番便利なバスは使えず、地下鉄もこの通り封鎖されていました。近郊電車S-Bahnは通常運行なので、ホテルから一番近いSの駅Friedrichstrasseまで15分くらい歩きました。天気が良くて暖かいので気持ちよかったですが。

面白いのは超保守的なミュンヘンの市長はリベラル系政党SPDで、リベラル都市ベルリンの市長は保守系政党CDUから選出されているという点。市民のバランス感覚によるのでしょうか。


Friedrichstrasse駅近くにあるDussmannは大好きな店です。KulturKaufhaus、文化のデパートというコピーが象徴的ですが、単なる本屋では無く楽譜やCD、レコードやちょっとした雑貨も売っています。日本のヴィレッジヴァンガードのようなサブカル色は薄めですが、蔦屋書店がイメージとしては近いかもしれません。紙の本を読まなくなって久しいですが、こうして大きな書店が残っているのは文化的な街であるベルリンの誇りと言えるのではないでしょうか。


Friedrichstrasse駅は戦後ベルリンが東西に分断された時代の東ベルリンの西端の駅です。当時は西へ向かうための検問所が併設され、駅舎の入り口も2つあります。当時の検問所が今も遺されていて中を自由に見学可能ですが、当時の検問所内部の様子が生々しく遺されており、戦後の悲痛な時代を今に語り継いでいます。

白く囲まれた部分が西ベルリンで、全て壁によって隔離されていました。


ここから右が西側。


右側の建物が検問所。左側の駅舎には2つの入り口があります。


これから電車でドレスデンに向かいます。ちょうど2時間の旅です。