週末過ごしたドレスデンでの食事を紹介します。

ドレスデンにはあまりいいレストランが無いので、仕事でも旅行でも行く時はちょっと悩みの種でしたが、土曜日のコンサートで音楽家の友人にばったり会いまして、彼はミュンヘンとドレスデンに居を構えているので彼の引き出しに期待ということになりました。

先ずは新市街地側にある老舗のバーへ。旧東独のお袋の味、スリャンカをいただきました。ウクライナを起源とするトマトベースのスープというか煮込み料理で、残り物の肉や野菜を単に煮込んだだけ、ということらしいですが、中々素朴な味でトマトの微妙な酸味が効いていて美味しかったです。付け合わせは当然黒パンです。前首相のメルケルさんの好物だそうです。


こちらのバーオリジナルのビールもいただきました。ドレスデンのあるザクセンはチェコのピルスナーの影響が強いので、苦味の効いたビールが多いです。


続いて行ったのはドレスデンでは有名なビアレストランのWatzke。こちらも店オリジナルのピルスナーがお勧め。結構苦味が効いているので好き嫌いが分かれるかもしれません。



続いて昨日のマチネーの後に連れて行ってもらったのは、ドレスデンにようやくできた本格的な中華。四川・陳西あたりの料理で辛い味付けです。ドイツ人ははっきりした味付けが好みなので、本格的な中華は四川や湖南あたりの味付けのレストランが流行りますが、これまでドレスデンには無かったので、今回教えてもらってラッキーでした。

ややわかりにくい場所で、マップで見つけただけなら多分行かなかったレストランでした。今後のドレスデン旅行で再訪する機会があると思います。