ここ2週間は展示会絡みで出張続きでした。ここから2週間くらい、夏の休暇シーズンが始まるまでは毎年仕事のピークで皆休暇に向けて一踏ん張りするのが通常です。私は8月に休暇をとりますが、まさに休みのために働くという意識です。

さて今回は2018年のイースター休暇に仲間5人で行ったバルカン半島の旅シリーズです。同い年が1人、先輩が1人、後輩が2人という構成で、今となってはドイツ企業で働いている後輩1人を除いて皆本帰国してしまいました。今でも交流は続いていて、特に同い年の友人は私が一時帰国する度に飲み会を企画して当時の仲間を集めてくれます。企業も業界も異なりますが、このような関係性ができるのは海外駐在のいいところだと思います。

バルカン半島の国々はアルバニアを除いてキリスト教系の宗教が主ですが、イースターの時期が西欧とは異なるのでイースター休暇の行き先としては狙い目です。この時の企画もまさにその休暇を狙ったもので、ブルガリアから入ってマケドニア 、モンテネグロ、セルビア、コソボを回るというものでした。

休暇前の木曜日の最終便でブルガリアの首都ソフィアに飛び、空港近くで一泊して翌朝レンタカーを拾いに行ったところ、いきなり事件が起きます。予約時にどこを回るのか伝えていたのですが、カウンターでいきなりマケドニア 以外はレンタカーで入国できないと告げられたのです。要するに強盗など起きるリスクがあるからというのが理由でしたが、いきなり企画が頓挫しそうになりました。そこから慌ててモンテネグロとセルビアのホテルをキャンセルしてマケドニア に3泊することになりました。

気を取り直してまず向かったのが世界遺産に登録されているリラ修道院です。山道をどんどん奥に入っていって終点に位置するこの修道院はまさに下界とは隔離された別世界で、入り口を入るとちょっと圧倒されるほどの存在感がありました。天気も良くてとても気持ち良く観光できました。この後はまた別の山道を通ってマケドニア に向かいました。続きはまた明日以降書きます。

入り口からして美しい


山の中にポツンとあります


後ろの山々に残る雪とのコントラストが美しい


かなり大きな建築物です


独特の縞模様は何でしょうか?


外にはレストランが