先週水曜日に葬儀を終え、木曜金曜と精算や諸手続きが始まりました。

割とまめだった母が請求書や領収書をまとめて保管していたので、電気ガス水道といったライフラインから、クリーニングや新聞、ヘルパーさんや介護機器、通信販売といった生活費まで、把握と処理は比較的スムーズに進みました。保険もすぐに対応してもらい、書類を入手できました。

日曜日に兄が帰京し、昨日今日は銀行や郵便局の手続きのための書類受領とその内容確認に時間を費やしました。明日労金で書類受領をしてひと段落です。

面倒なのは、私は日本に居住していないため、住民票が無いので銀行口座を新たに持てないこと。母親の銀行口座をそのまま名義変更できれば色々楽だろうなと思いましたが、一旦兄に全額渡ってそこから分割することになります。また、海外居住のため印鑑証明が無いので、サイン証明や在留証明といった書類が必要となり、これも一仕事です。

父が亡くなった時は相続を放棄したのであまり苦労はありませんでしたが、実家の不動産は父の名義のままだったのでこれから名義変更と遺産相続が始まります。税務署に相談したところ、遺産総額で3000万円+600万円x相続人数までは非課税とのこと。保険金は兄と等分になりますが、母親の貯金の全貌がまだ分かっていないので、不動産と合わせて非課税の範囲で収まるのかどうか?といったところです。相続税の申告は死後10ヶ月以内ですのでまだ時間はありますが、名義変更は3年間の猶予期間があるとはいえ4月1日以降は義務化されるので、全貌を把握して夏に処理しようと思っています。

このところの政治家の不祥事を見ていてこの国に出来るだけ税金を納めたくないですが、こればかりは仕方無いですね。