初七日の法要を終えて兄を近くの駅まで車で送って行きました。明日以降銀行や法務局、税務署への届出を予定していますが、とりあえず四十九日まで法要は無いのでひと段落です。

実家への帰り道、ちょっとした峠を越えなければならないのですが、夕方から雪が降り始め強風と相まってこの季節ならではの天気になってしまいました。気をつけていたつもりですが、圧雪の上に新しく降り積もった湿った雪にハンドルを取られ、スリップして制御不能に。冬道でのスリップには慣れていますが、車が横を向きそうになったので諦めて橋の欄干にぶつかって跳ね返ったところでようやく体制を立て直せました。レンタカーの前方部分はライトやバンパーを損傷。それでもエアバッグが出ることも無いくらいだったので全く怪我もなし。下手にハンドルを切っていたら横転していたかもしれません。エンジンはかかっているし、エアコンも効いていたので警察とレンタカー会社に電話してしばし車内で待機。いかんせん山の中なので警察が到着するまで40分強、その間レッカー車を手配しようとしましたが、今日はドライバーが出払っているので無理だ、という連絡。某全国チェーンのサービス会社ですがそんなこともあるんですね。警察が到着して軽い実況見分と聞き取りを終えレッカー車の件を相談したら地元の業者を紹介してくれて何とか家まで辿り着きました。

レッカー車の運転手さんが言ってましたが、4輪駆動車で滑ってしまうと制御不能になるのでかえって危ないとのこと。この話は雪国育ちでは常識ですが、考えてみると4輪駆動車で雪道を走ったのは初めてなので、身をもって再認識したのでした。雪道には4輪駆動車だから大丈夫と思っている皆さん、過信は禁物ですよ。

自宅に着いた兄から心配して電話があり、母親が呼んだんじゃないかと思ったなんて言ってましたが、単に私の運転ミスです。そんなのは迷信ですよ。