先日の土曜日は朝は雨が降っていて週末の散歩は諦めたのですが、午後から晴れたので買い物を兼ねて散歩に出かけました。友人を誘ってビアガーデンにでも、と思ったのですが予定が合わず実現しなかったのですが、日曜日はいい天気だったのでビアガーデンに出かけました。

これまでも何度か書いていますが、今年はミュンヘンの気候は不安定で、もう7月も終わりなのにまだ一桁回数しかビアガーデンに行けていません。

今回はミュンヘン最大のビアガーデン、Hirschgarten、鹿公園に行ってきました。


毎回写真を撮り忘れるのですが、ここの特徴はジョッキが棚に入っていて自分で取りに行って側の水道で一応ジョッキを洗ってそれでビールを注いでもらう、という仕組みです。ミュンヘンのビアガーデンの定義の一つとしてセルフサービスというのがありますが、ここまで客にさせるというのは中々面白いです。

ちなみに上の写真はラドラー、レモネードでヘレスを割ったものですが、ここではレモネードをビールを注いでもらう前に自分で好きなだけ入れるという仕組みです。これもこのビアガーデンならではの特徴です。レモネードは結構味が強いので、レモネード1に対してビールを7か8くらいにしないと甘ったるくて失敗します。写真はマスジョッキなので1リットルなのですが、レモネードは150mlくらいで十分です。


鹿公園なんでちゃんと鹿がいます。子供達に大人気です。


当たり前かもしれませんが、ビアガーデンは平和で誰もストレスを溜めている人がいません。ピクニック気分でちゃんとテーブルクロスを持って家族で来ている人たち、仲間で集まっている老夫婦、木陰で1人読書に耽る男性、老若男女、いろいろな国籍の人たちが楽しんでいます。ここは観光客が来るような地域ではないというのもあり、文字通りミュンヘン市民の憩いの場です。

今年は母が亡くなったり、先週末にとても世話になった伯父が亡くなったり、仕事が上手くいかなかったり、良くないことが続いて心身ともに疲れていますが、ちょっと気分転換になりました。