雨模様のミュンヘンからひとっ飛びでベルリンにやってきました。ベルリンは晴れ間が出ていて上着が要らないくらいの暑さ。調べて来れば良かった。

目的はフィルハーモニーでBPOのコンサートなのですが、今年初のベルリンということで午前中のうちにミュンヘンから出発しました。

ホテルがどこも高く、やむを得ずいつも泊まるエリアは諦めて系列の上級ホテルにしてみました。街中に着いてホテル代が高騰している理由が明らかになったのですが、今日はサッカーのドイツ杯線の決勝で、ベルリンが会場だから、というわけでした。オリンピアシュタディオンは7万人以上収容できるのですが、決勝カードはリーグ戦を制したレバークーゼンと、なんと今は2部リーグにいる古豪、カイザースラウテルン。両チームとも赤がチームカラーなので赤いユニフォームやTシャツ姿の老若男女が町をうろうろしていたのでした。レバークーゼンもそうですが、カイザースラウテルンなんて10万人いないくらいの小さな町で、ドイツ南西部にあるのでみんなはるばる車か電車でやってきたのでしょう。そりゃおらがチームが決勝まで進んだのですから観光を兼ねて遠征してきますよね。ドイツはフーリガンのような荒くれ者はほとんど排除されたので、サッカーファンは平和そのもの。相手チームのサポーターと同じホテルやレストランになろうが別に喧嘩をするでもなく、お互いの健闘を讃えあう微笑ましい光景を今日だけでも何度も見かけました。

試合は好ゲームだったようですが残念ながらリーグ王者の前にカイザースは屈してしまったようです。コンサート後にホテルのバーで飲んでいますが、1時間前に試合は終わったのですが、まだサポーターたちは帰ってきていません。これから騒々しくなるかもしれません。

さてコンサートの方は明日、書こうと思います。

来月からサッカー欧州選手権がドイツで始まります


こういう自由でラジカルな雰囲気はミュンヘンでは無いですね


高級ホテルの前には高級車が


今回の目的地