ガーナの電気事情・・・『停電』 2 | ガーナで花を咲かせましょう。

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 電気がなければ、元気がない

  電気がなければ、何もできない

   
日本人ですかぁ~!?
 

   

 


本当に電気がないと何もできないですね、日本人は。

つくづく思います。

 



11/4(土)午前11時より停電となりました。

作業員が「1時間ほど停電になります。」と、めずらしく伝えに来ました。

   ※電柱移設前の怪しい車と作業員達・・・・・


電柱の位置を我が家から10mほど離れた場所へ移動させるようです。

「これは、また一悶着あるぞ!」と思いました。

案の定、その土地のオーナーのマダムがやって来て、作業員と話してます。


私としては、早く電柱を移動させて復旧させてもらえば別にいいのですが・・・・。


停電後、1時間半後の昼12時30分に作業員がまた、来て、

「電柱に割れた箇所があるので新品を買う必要があるから、お金を払ってください。」

と、言ってきました。

こちらとしては、

 

「電柱移設に関して関係ないのでお金は払えないだろう。誰が何のために移設するのですか?」と言いました。

その後すぐ私は用事があるので出掛けました。



夜7時すっかり暗くなり帰って来ました。

 

 ※夜間のメインストリートです。・・・・見えません・・・・。
   別に停電ではありません。普段です。ここをトボトボ歩いて10分です。

 

 


案の定、我が家は真っ暗停電中です。

電柱から我が家への電線は切られて地面に転がってました。

 


私が自費で付けた街灯も無くなってます。作業員が外して持って帰ったようです。
 

その作業員に今後会うことは・・・・・無いです。



11/5(日)から11/7(火)まで作業員らしい人は一切現れません。


4日間停電というのは、ガーナ生活で最長となりました。

ただし、電気が点かないのは、我が家を含め3軒です。周りはお宅はもちろん電気点いてます。

隣の鉄工所は電気が無いと仕事ができず、ボスは怒ってます!


ガーナ電気会社(ECG)へ連絡したところで、対応はしてくれるかもしれませんが、説明やら手続きが面倒です。

状況がわからずこの状態ですので説明すら出来ません。

仕方ないので、まずは持って行かれ無くなった、街灯を新しく買いに行きました。

また、電柱移設により、我が家から新しい電柱は遠くなったので、10m電線を買いました。

お店で、我が家の状況を説明し、電工さんを依頼しました。


必要な資材も購入し、電工さんと一緒にタクシーで我が家へ戻ります。


作業的には電線を接続し、街灯も取り付けられ、小1時間で終わりました。

午後2時、4日ぶりにめでたく電気は復旧しました。

この時、一番思ったのは「あぁ、スマホが充電できるゾ!」でした。

 


掛かった費用は・・・・

 ■街灯    ×1式  140GHC=3500円
 ■電線    ×10m   50GHC=1250円
 ■必要資材 ×1式   20GHC=500円
 ■電工さん  ×1人   50GHC=1250円
 ■経費(タクシー含む)  40GHC=1000円
-------------------------
 合計=300GHC=7500円(1GHC=25円換算)


これは私が全て購入・手配したのでこの金額となります。

以前は、ガーナ人に助けを求め、対応して貰ってました。

少なくても倍以上の金額が掛かってました。



ともあれ、「幸運にも」電気が点きました

 


ありがとうございました!


追記:

もちろん、今回の停電トラブルも何人かの人に話を聞きました。

 「どうしたらいいのでしょうか?」

 皆さんの答えは、寸分違わず、

 「pay money.お金を払いなさい。」


お金を払うのはやぶさかではないのです。

説明が欲しいだけなのです。

「こう、こう、こうなので、お金が必要なのです。」と説明してもらえれば何も問題ないのですが・・・・・。


 
「全てがお金の国 ガーナ」です。

良い面もあれば、悪い面もありますね。


勉強になりました。

また、停電時のストレスもそれほど無くなりましたね。

トラブルが発生する度、経験・学習し、より強くなっています。


さて、今日もボチボチいきますかね・・・・・・?!