ガーナはアフリカ西部の沿岸に位置します。
北部の大部分が熱帯サバンナ気候(年間降水量1500mm以下)、
首都アクラのある南部の沿岸地域から中央部にかけては熱帯雨林気候(同1500mm以上)となります。
雨季と乾季があります。
アクラのある南部では5~7月が大雨季、8月が小雨季、9~11月が少雨季、12~4月が大乾季です。
北部では4~10月が雨季となります。
雨は一日中降り続くことはなく、気温がやや下がり過ごしやすくなります。
12月~2月には南北を問わず『ハマターン』と呼ばれるサハラ砂漠からの砂塵が吹き寄せ、
暑く非常に埃っぽい季節となります。砂塵でいつも曇り空の感じで太陽光も遮られ、太陽は白く見えます。
これは、日本でいう黄砂のようなもので家の中も砂でザラザラし、掃除しても1日で真っ白になります。
ハマターンは、きわめて細かい砂塵で、眼・呼吸器系だけでなく、肺から血流に移動し、心血管系にも影響があるとされているようです。
しかし、マスクをするという習慣は無いです。
ひどい時はマスクをして外出しますが、怪訝な顔で見られますね。。。。
------首都アクラの天候を示した表です。------
気候は年間を通じて高温多湿、最も涼しいのは8月、最も暑いのは3月です。
南部の平均気温は摂氏25~30度で、日中の湿度は90%前後と、かなり高いです。
7月~9月は比較的雨も少なく、アクラ旅行の良いシーズンと言えるでしょう。