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「おとなの不動産との付き合い方」 (旧:終の棲家をどうする?)

50+世代には、これから避けて通ることのできないイベントが待っています。「年金」「介護」「相続」。
不動産と上手に付き合うことで、この三大イベントを乗り切れるか? 一緒に考えましょう。

「日本もギリシャみたいになる」と不安を煽った


政権政党の人がいましたよね。


消費税の増税のためのポジショントークっつうものだと思いませんか。


日本国の借金「1,000兆円」です。これだけ見たら、「不安」になりますよね。 だれだって。


見たことないっすから。想像もできません。


人は「わからない」ものは不安に感じるのです。


政府は、原発の時は「不安はない。」というのに、財政になると「不安」を持ち出す、姑息な


手段を使いますなぁ。(゙ `-´)/


話を戻します。借金の額ばかりに目を向けると「ギリシャ」もさもありなんと思いますが、


どうして、「資産」の話をしないのでしょうか?


貸借対照表=バランスシート を習いましたよね。


負債の反対側には資産があるんですよね。


どうして、「資産がいくらある」から、正味の借金は○○兆円だ


という議論にならないんでしょうか?


でも逆もまたしかりなんです。


「あの会社は資産が10億円もあるから大したものだ。」


よく調べたら、負債が9億ありましたとさー。



「おとな」はバランスシートをしっかり理解しましょう。 片方だけ見て、煽られないで下さい。


しかーし。


実は、負債は割と簡単に把握できるのですが、資産査定というのは案外難しいのです。


特に不動産は。


つづく。
















(つづき)


この業界に25年いるのですが、つくづく思います。人間とはなんと「強欲」なのだろうと。


「わかりやすくて」「ゼロにならない」ものですから、相続なんか起きた日には


「私がとーさんの面倒みてたのよ」と叫ぶ姉、


「おれだって今大変なんだから!」とわめく弟。


上場企業に勤めているから大丈夫かと安心して貸した部屋が


エリートサラリーマン、リストラにあって家賃滞納。


それから他にも・・・。


例をあげたらきりがないです。


不動産は、単に土地とか建物とかのことではなく


「感情」


ではないかと思うことが多々あります。


もちろん、揉め事という 「ネガティブ」な事象だけではなく


「ポジティブ」な状況も作り出すのが不動産です。


お気に入りの部屋は、自身の生活を豊かにしてくれます。


「親から相続したアパートがあって助かった。」おばあちゃんもいます。


人生を豊かにするのも不幸にするのも「不動産」なのです。


だからこそ慎重に、でも真っ直ぐに向き合って、「ポジティブ」な面をより多く


得られる様にしたい・・ですよね。こういう状況を、英語では


「Emotional Capital/Equity 」


というようです。







(つづき)


さて、「ゼロにならず」「わかりやすい」という、すばらしい資産である不動産、

その最も理解しておかなければならないデメリットは、まずは、


「売りにくい」。

上場株は、証券取引所で売買できます。売買したい人達が集まっているわけですから、値段はともあれ売れる訳です。ちなみに、不動産には取引所はありません。


そして、不動産には同じものはありません。「唯一無二」なので、「これが買えなかったから、あっちでもいいか。」という代替性というのがないんですねー。


なので、「すぐ換金しなきゃ!」といってもすぐに売れません。


そうそう、マンション販売の人たち(営業じゃなくて企画の人)って、ほめられることほとんどないんですよ。

知ってました?話はとっちらかりますが(-。-;)


お客さんがたくさん来て、「抽選ですー。」なんてなった日には


「だれがこんな安い値段つけたんじゃボケっ!」と怒られ


じゃぁ頑張って高い値段つけて全然売れなかったら


「誰がこんな高い値段つけたんじゃワレ!」とまた怒られるんです。


まったくもって理不尽な仕事です。。


そう、不動産の値付けは難しいです。極意があればといつも思うのですが、このへんはまたおいおいお話しますね。


さて、今までメリットデメリットを列挙してきました。

「ゼロにならず」「わかりやすい」けど「売りにくい」ことが、


ある性格を不動産に持たせることになるのですが。。


それは


「揉めごとの原因になりやすい」


というありがたくない性格なんですよ。とほほ


(つづく)