皆様の中に、「警察官になりたい。」と思っている方、「今の仕事が合わないので警察官に転職しようか。」と考えている方がいると思います。しかし、その中で最初にまようのが、「何処(都道府県)を受けようか?」ということではないでしょうか。
その点は、あまり迷わず、第一希望は「出身都道府県」が良いと思います。私が定年する前の年、勤務していた警察署の管内にある女子大から「来春卒業する学生の就職説明会に警察のことも説明して欲しい。」と言われ、その説明会に出席し、「警察官、消防士などは危険を伴う職業なので、警察署に配置後、三交替制など不規則な勤務体制に組み込まれることもあり、親元から通勤する方が健康管理もできるので、自身の出身府県の警察官を目指す事を一番に考えるのが良い。」ことを説明しました。実際、私自身、出身が兵庫県南東端の尼崎市だったのですが、巡査部長に昇任した際には淡路島の洲本警察署に転勤させられました。この時は独身だったので我慢できましたが、警部補に昇任した際には長男が2歳になる直前で、その上、マンションを購入し、ローンの支払いがあるにもかかわらず日本海側の豊岡署に転勤と、血も涙も温情のない、罰ゲームのような転勤辞令を受け、仕方なく単身赴任させられた経験をがあったので、その話をし、加えて、大阪府警の警察官から聴いた話では、「大阪府警は、警部補までは南警察署を境界線として、それより北側に居住しておれば北部地区の警察署に転勤させられ、南側の居住であれば南部地区の警察署に配置と心配りをしてくれ、単身赴任することがない。とのことを聞いたので、警察官になってからの転勤のことも考えて大阪府警を選択するか、他県にするかを決めるよう説明しました。
但し、警部以上になれば席数も少なくなるので大阪府警でも単身赴任になることもある。とのことです。
このように、府県によって、「とんでもない転勤」を命ぜられるか、否かも含め、就職説明会などでその点をしっかりと尋ねておくことが重要と考えます。